
12月9日(月)
もうそろそろ、
鬼ノ鼻山から聖岳への縦走路に、
サザンカが咲き揃う頃ではないかと思い、
行ってみることにした。
朝はかなり冷え込んでいた。
車のフロントガラスは凍っていたし、
外は一面、霜が降りていた。


だが、陽が当たる場所では、霜はすぐに融けて、
ホトケノザや、

ナズナなどの花が輝いており、

まるで春が来たようであった。

天ヶ瀬ダムから見た天山。
朝は快晴であったが、
この後、雲が次第に増えていった。

今日も、「憩いの森」からとりつく。

黄葉した林の中をゆっくり歩いて行く。

第一展望所から、

“鬼の展望台”へ向かって登って行く。

登る途中で、
センボンヤリの秋の閉鎖花を見かける。

開きかけの閉鎖花と、

開いた冠毛。

“鬼の展望台”へ到着するが、
草刈りが行われていたので、
邪魔をしないように、すぐに山頂の方へ向かう。

いったん下って、登り返す。

鬼ノ鼻山山頂(434.6m)に到着。

眺めは“鬼のテラス”の方がイイので、
先へ進む。

“鬼のテラス”に到着。

眺めを楽しむ。

晴れてはいるが、遠くは霞んでおり、

雲仙は見えなかった。

“みはらしの丘”に到着。

ここからの眺めも素晴らしい。

“みはらしの丘”を過ぎると、
いよいよサザンカの花が咲き揃う道となる。

少し歩いて、振り返る。

昨年(2018年)に比べると、
花がやや少ない。

これからもっと増えていくのかどうかは、まだ分らないが、
これだけ咲いていれば、まずまずだ。

その後も、美しい縦走路を軽快に歩いて行く。

弁天山の三角点(464.4m)を通過。

右折して、下って行くと、
紅葉した木があって、

その先に、クスノキの群生林が広がる。

日露戦争の記念樹として、
明治37年頃から5年間にわたって約5万本が植えられたそうだが、
(なので樹齢は110年~115年くらい)
現在は約800本が残っており、


美しい林を形成している。


ここから聖岳にとりつく。

急坂をゆっくり登って行く。

聖岳山頂(416m)に到着。

ここからも素晴らしい眺め。

聖岳山頂付近では、まだ紅葉が見られ、


なんだか得した気分だった。

その後は、私だけの散歩道を歩き、

花満載のサザンカや、

紅葉した木々や、

咲く時期を間違えているスミレや、

もう12月も半ばなのに、まだ咲いているアキノキリンソウなどを楽しんだ。

今日も一日の王になれました~


