一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

鬼ノ鼻山 ……「からつ勤労者山岳会」の定期総会に行く前に、裏山散歩……

2011年01月16日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
今日は、私の所属する「からつ勤労者山岳会」の第24回定期総会がある日。
唐津市西城内にある「長崎荘」で、13時から開催される。
この総会で、今年の月例山行の年間スケジュールが決まる。
私の登山の柱ともいうべき月例山行が決定するので、ワクワクする。
今年はどんな山に登ることができるだろう……

正午に家を出るとして、午前中は少し時間があるので、鬼ノ鼻山に登ることにした。
裏山である鬼ノ鼻山には、まだ年始の挨拶もしていなかった。
早く行かないと、鬼ノ鼻山に叱られる。(笑)

てっきり雪だと思っていたら、朝から青空が見える。
だが、外に出ると、ものすごく寒い。
今年の冬は、特に寒い日が多い。

天ヶ瀬ダムのいつもの場所から見る天山。
相変わらず稜線は白くなっているが、今はどのくらいの雪が積もっていることだろう。


石清水が湧き出ている場所の周囲には、跳ね返る水飛沫を浴びた草に氷ができていた。
この写真を撮っている間にも、手がかじかんでくる。
ここは標高もそう高くない場所なのに、天山山頂にいるように寒い。


山頂直下の林には、うっすらと雪が積もっていた。


鬼の展望台より西側にある、もうひとつの展望台。
ここに来る人は、そう多くはない。


ここには、方位盤があり、周囲の山の位置関係がよく分かる。


鬼の展望台に登る。


ここから、先程いた場所を見下ろす。
彼方に見えるのは、八幡岳と船山(女山)。


展望台から見る天山もカッコイイ!


黒髪山系も、英山から腰岳まですべて見える。
一昨年に二度縦走をしたが、昨年はできなかった。
今年は、夏山のトレーニングも兼ねて、また縦走をしようかと思っている。


鬼ノ鼻山山頂に移動する。


山頂もものすごく寒い。
耳が痛くなったので、ニット帽をかぶる。


縦走路を東の方へ歩く。
鬼の石像にも御挨拶。


サザンカの小径を歩いていく。
花はもう終わりかけていた。


雪の上に、野ウサギの足跡を発見。


卯年だけあって、どの山でもウサギが跳ね回っている。


青空が見えていたのに、下山する頃には、雪が舞い始めた。
有明海の方を見ると、雲間から差した光で金色に輝いていた。


この後、帰宅して、着替えて、総会に出席する為に唐津に向かった。
一昨年までは「城内閣」、
昨年は「渚館きむら」、
そして今年は「長崎荘」。


今年も例年通り、プログラムに沿って議事進行された。
1.開会のことば
2.故人(Aさん)を偲んで黙祷
3.会長の挨拶
4.来賓の挨拶(県連会長)
5.議長選出
6.議案報告
 ①2010年度の活動報告
 ②2010年度の会計報告、監査報告
 ③質疑応答、採択
 ④2011年度の活動方針(山行計画)
 ⑤2011年度の予算(案)
 ⑥質疑応答、採択
 ⑦役員改選(推薦)
 ⑧その他
7.閉会の挨拶


注目の「2011年度山行計画」は次のように決まった。
(行き先や実施日は変更になることがあります)
1月23日(日)「鶴見岳・伽藍岳」霧氷
2月20日(日)「久住山」冬山体験
3月13日(日)「金立山」県連セルフレスキュー(佐賀労山と合同)
3月20日(日)「仰烏帽子山」フクジュソウ
4月17日(日)「根子岳」オキナグサ
5月連休「夏木山・五葉岳」アケボノツツジ
5月15日(日)「犬ヶ岳・求菩提山」シャクナゲ
6月5日(日)清掃登山(山は未定)
6月19日(日)「扇ヶ鼻・岩井川岳」ミヤマキリシマ
7月3日(日)「親父岳・障子岳」オオヤマレンゲ
7月17日(日)「洗谷・井原山・雷山」夏山トレーニング
夏の特別企画(検討中)
8月21日(日)「沢登り」(佐賀労山との合同)
9月18日(日)・19日(月)「開聞岳・礒間岳」
10月2日(日)佐賀労山との交流登山(山は未定)
10月16日(日)「三俣山」紅葉
11月20日(日)「霧島・夷守岳・大幡山」紅葉
12月18日(日)「九州自然歩道・平尾台」
2012年1月22日(日)「由布岳」霧氷
※会員だけではなく、一般の方の参加も可能です。

以上、楽しみなラインナップが揃った。
今年もガンガン登るぞ~

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