今日の休みは、映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を見に行くつもりでいた。
いつも利用しているのは、イオンシネマ佐賀大和。
最近は、平日の午前中の第1回目の上映だけは、モーニングサービスということで1200円で見ることができる。
今日の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の最初の上映は午前11時からだった。
それまでの時間は何をしようか?
できれば山登りをしたい。
私は、映画館の近くに山はないかと、ガイド本を調べた。
そして「金敷城山」という山を探し出した。
あの巨石パークの上の方にある山である。
私はこれまでこの山には登ったことがなかった。
ガイド本によると、巨石パーク入口から登って、文殊院上宮の方へ下りてくるコースを紹介していた。
初めてなので、私もそのコースを歩くことにした。
ただ気になることがガイド本に書いてある。
最高点は遊歩道から少し離れたところにあり、林道で分断され、倒木などで通過が困難なため、一般には金敷城山分岐点までとしよう。
あえて山頂に向かう場合は、目印のテープなどをしっかり確認すること。
山頂には行かない方が良いと言っているのだ。
でも、登ったからには、山頂も踏みたい。
まあ、登ってから判断しようと思い、車を巨石パーク入口に走らせた。
まあ、2時間もあれば、登って下りてこられるだろうと、午前8時過ぎに登り始めた。
紅葉(黄葉)した木々が美しい。
舗装された車道を15分ほど登り、登山口に着く。
この登山口は、巨石パークの入口でもある。
ここに、「はなわ」のサインと写真があった。
「はなわ」がこの巨石パークを揶揄した歌を作って歌っていたので、その関係で看板を立てたのだろう。
この巨石パークをネットで検索してみると、登った人たちが一様に「こんな所だとは思わなかった」と不満をもらしているのが可笑しい。
パークというから、スカートにハイヒール、スーツにビジネスシューズといった格好でやってくる人が多いようだ。
その結果、途中で引き返すことになる。
はっきり言って、この巨石パーク巡りは、「山登り」だ。
山登りの格好をしていないと、危ない。
今日、私が登ってみて、そう感じた。
巨石パーク全図
神頭石
形が神様の頭に似ていることから名付けられたそうだ。
永く眺めていると、御先祖様の顔が見えてくるとか。
道祖神石
道征く人たちを守る神様といわれ、ここに来た人たちの交通安全の守護神。
高さ約7m、幅約7.5m
兜石
そのものズバリ、兜に似ている。
龍の石
龍が天に昇っていくように見える。
屏風石
まるで屏風のように広がりのある石。
こちらは、高さ、幅ともに約10mもある。
誕生石
この石からすべての動物が生まれ、子孫繁栄、夫婦和合、腹ごみの神様といわれている。
誕生石からの眺め
烏帽子石
平安時代の貴族がかぶった帽子に似ていることから名付けられた石。
高さは約7.5m
ゆっくり巨石を見ながら登っていたので、金敷城山分岐まで1時間もかかってしまった。
ここから山頂を往復しなければならない。
山頂までは片道20分。往復40分。
急がねば!
映画に遅れる!
山頂への道は本当に荒れていた。
急ぎ足で歩く。
と、林道に行き当たった。
とにかく林道に下りる。
どちらへ行けばイイのだろう。
道標がない。
とりあえず左が登りのようなので、左に向かう。
しかし、行けども行けども山頂への道がない。
林道は利用されていないようで、草茫々だ。
と、右側に道標があった。
佐賀労山の手作りの道標だった。
ありがたい!
金敷城山山頂
ここにも佐賀労山の標識があった。
下山を急ぐ。
トレイルランニングのように駆け足で下った。
尾根道は、所々に雰囲気の良い場所があった。
佐賀市近郊にこのような尾根道があるとは知らなかった。
文殊院上宮まで下りてきた。
中は落書きだらけ。
落書きが許可されているようだ。
結局、車に戻って来たときには、10時35分になっていた。
汗で濡れたシャツを着替え、登山靴を普通の靴に履き替えて、映画館に向かった。
映画館に着いたのが10時50分。
どうにか上映時間に間に合った。
今回、金敷城山に登ってみて、この山は、名山になりそこねた山のように感じた。
もし、巨石パークのような人工的で俗な公園に開発されずに、自然を活かした登山道がある山だったら、黒髪山のような雰囲気の山になっていたように思う。
本当に残念な気がした。
登山道も蜘蛛の巣だらけで、ほとんど登られていないように感じた。
佐賀市の中心部の近くに、こんなに良い山があるのだから、もっと多くの人に愛される(登ってもらえる)山になってほしいと思った。
いつも利用しているのは、イオンシネマ佐賀大和。
最近は、平日の午前中の第1回目の上映だけは、モーニングサービスということで1200円で見ることができる。
今日の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の最初の上映は午前11時からだった。
それまでの時間は何をしようか?
できれば山登りをしたい。
私は、映画館の近くに山はないかと、ガイド本を調べた。
そして「金敷城山」という山を探し出した。
あの巨石パークの上の方にある山である。
私はこれまでこの山には登ったことがなかった。
ガイド本によると、巨石パーク入口から登って、文殊院上宮の方へ下りてくるコースを紹介していた。
初めてなので、私もそのコースを歩くことにした。
ただ気になることがガイド本に書いてある。
最高点は遊歩道から少し離れたところにあり、林道で分断され、倒木などで通過が困難なため、一般には金敷城山分岐点までとしよう。
あえて山頂に向かう場合は、目印のテープなどをしっかり確認すること。
山頂には行かない方が良いと言っているのだ。
でも、登ったからには、山頂も踏みたい。
まあ、登ってから判断しようと思い、車を巨石パーク入口に走らせた。
まあ、2時間もあれば、登って下りてこられるだろうと、午前8時過ぎに登り始めた。
紅葉(黄葉)した木々が美しい。
舗装された車道を15分ほど登り、登山口に着く。
この登山口は、巨石パークの入口でもある。
ここに、「はなわ」のサインと写真があった。
「はなわ」がこの巨石パークを揶揄した歌を作って歌っていたので、その関係で看板を立てたのだろう。
この巨石パークをネットで検索してみると、登った人たちが一様に「こんな所だとは思わなかった」と不満をもらしているのが可笑しい。
パークというから、スカートにハイヒール、スーツにビジネスシューズといった格好でやってくる人が多いようだ。
その結果、途中で引き返すことになる。
はっきり言って、この巨石パーク巡りは、「山登り」だ。
山登りの格好をしていないと、危ない。
今日、私が登ってみて、そう感じた。
巨石パーク全図
神頭石
形が神様の頭に似ていることから名付けられたそうだ。
永く眺めていると、御先祖様の顔が見えてくるとか。
道祖神石
道征く人たちを守る神様といわれ、ここに来た人たちの交通安全の守護神。
高さ約7m、幅約7.5m
兜石
そのものズバリ、兜に似ている。
龍の石
龍が天に昇っていくように見える。
屏風石
まるで屏風のように広がりのある石。
こちらは、高さ、幅ともに約10mもある。
誕生石
この石からすべての動物が生まれ、子孫繁栄、夫婦和合、腹ごみの神様といわれている。
誕生石からの眺め
烏帽子石
平安時代の貴族がかぶった帽子に似ていることから名付けられた石。
高さは約7.5m
ゆっくり巨石を見ながら登っていたので、金敷城山分岐まで1時間もかかってしまった。
ここから山頂を往復しなければならない。
山頂までは片道20分。往復40分。
急がねば!
映画に遅れる!
山頂への道は本当に荒れていた。
急ぎ足で歩く。
と、林道に行き当たった。
とにかく林道に下りる。
どちらへ行けばイイのだろう。
道標がない。
とりあえず左が登りのようなので、左に向かう。
しかし、行けども行けども山頂への道がない。
林道は利用されていないようで、草茫々だ。
と、右側に道標があった。
佐賀労山の手作りの道標だった。
ありがたい!
金敷城山山頂
ここにも佐賀労山の標識があった。
下山を急ぐ。
トレイルランニングのように駆け足で下った。
尾根道は、所々に雰囲気の良い場所があった。
佐賀市近郊にこのような尾根道があるとは知らなかった。
文殊院上宮まで下りてきた。
中は落書きだらけ。
落書きが許可されているようだ。
結局、車に戻って来たときには、10時35分になっていた。
汗で濡れたシャツを着替え、登山靴を普通の靴に履き替えて、映画館に向かった。
映画館に着いたのが10時50分。
どうにか上映時間に間に合った。
今回、金敷城山に登ってみて、この山は、名山になりそこねた山のように感じた。
もし、巨石パークのような人工的で俗な公園に開発されずに、自然を活かした登山道がある山だったら、黒髪山のような雰囲気の山になっていたように思う。
本当に残念な気がした。
登山道も蜘蛛の巣だらけで、ほとんど登られていないように感じた。
佐賀市の中心部の近くに、こんなに良い山があるのだから、もっと多くの人に愛される(登ってもらえる)山になってほしいと思った。