一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……レイジンソウが咲き始めた散歩道で、色々な秋の花を楽しむ……

2021年09月10日 | 天山・彦岳


9月9日(木)

今日は私の公休日で、天気予報は「晴れ」。
ならば天山へ。
今日は散歩道で花散策し、
その後に山頂を踏むつもり。

まずは、アケボノソウ。


ここはアケボノソウが数十、いや数百株はあるであろう群生地。
まだほとんどは蕾であるが、
咲いている花を捜しながら歩いて行く。


それほど期待していなかったが、けっこう咲いている。




これほど咲いているとは思わなかった。




嬉しくなる。


楽しくなる。


4弁の花を見っけ。


ねっ。


次に、ツクシミカエリソウの群生地へ移動。


存分に楽しむ。




次に、ミヤマウズラの群生地へ。


ミヤマウズラは終盤を迎えていたが、
まだ咲いていたものをパチリ。


見ているだけで笑みがこぼれる。


ツルニンジンは至るところに咲いている。




大好きな花。




高さ1mほどの木に絡まっていたツルリンドウ。
天山の稜線では地べたに這うように咲いているのがほとんどなので、
アサガオのように咲いているツルリンドウは、なんだか新鮮。


通常の半分ほどしかない小さなツルリンドウを発見。
〈別種か?〉
と思ったが、普通のツルリンドウなんだろうな。


クサアジサイは終盤を迎えていたが、まだ美しく咲いていたものをパチリ。


白花もあった。


ムカゴホトトギス。


ムカゴが付いている。


こちらは、山芋のムカゴ。


ツリフネソウはピークを迎えつつある。


マツカゼソウも、


ミズタマソウもたくさん咲いていた。


ヤマハッカや、


ヒキオコシは、咲き始め。


開いたばかりのノダケの花の色が、殊の外美しい。


ノササゲや、


ヤブマメも咲いている。


ヤマホトトギスと、


白花のヤマホトトギス。


最後に、レイジンソウの咲く場所へ。


もう開花し始めていた。


最も立派な株。


いいね~


意外と花期は長いので、10月初旬まで楽しめるかも。


一応、山頂を踏んでおこうと思い、天川登山口から登り始める。


途中、アケボノソウに逢うことができた。
ラッキー。


いつもの場所でパチリ。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


展望はイマイチ。


稜線散歩へ。


現在の天山の主役はマツムシソウ。


たくさん咲いている。


マツムシソウの蜜を吸うキアゲハをパチリ。


ツルリンドウもたくさん咲いている。


よく見ると美しい花。


キュウシュウコゴメグサもまだまだ元気。


イタドリと、


ベニイタドリ。


いつもとは違う場所のタンナトリカブト。


予想外な場所で見つけると、ハッとする。




本日の「天山壁」。


こんな風景を見ながらのランチ。


秋の空になりつつある。
今日も「一日の王」になれました~


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