寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

鞆軽便鉄道~昔なつかしいラッキョ汽車~

2016年05月18日 | 日記
第49回福山ばら祭2日目(5月15日)もローズアリーナ前で「ミニSLにのろう!」という催しが開かれていた。乗り場近くに鞆軽便鉄道に関する説明板があった。

ラッキョ汽車の紹介
 ラッキョ汽車(アーノルド・コンク製)とは鞆軽便鉄道の小型蒸気機関車の愛称です。
 煙突がラッキョのような形をした汽車が走っていたことから、この呼び名で親しまれました。
 軽便鉄道とは、大正初期に基幹鉄道の設備水準を落として、小地域のために開発された小さい軌道の鉄道です。
 当地方では、鞆(福山‐鞆)、両備(福山‐府中)、井笠(笠岡‐井原)などの軽便鉄道が走っていましたが、燃料事情の悪化した太平洋戦争を除き、バス、自家用車の普及とともに衰退し、昭和40年代には消滅しました。
 蒸気機関車(SL)も同様に近代化による廃止の運命をたどり、現在では、記念物として存続しているにすぎません。
 軽便鉄道の歴史を知っていただくため、このSLの実物をそのまま4分の1に縮小した模型を、福山「ばら祭」で走らせています。
シギヤ精機軽便鐵道(株式会社 シギヤ精機製作所)

ミニSL

尚、備後地方における交通網の一つだった両備軽便鉄道はその後一部ルートが変更となりJR福塩線として存続している。ラッキョ汽車の模型を間近で見て「上り坂は苦手だった」という古老の話が何となく理解できたのである。

ミニSL2

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