寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福井市の大衆割烹で美酒を飲む

2008年10月21日 | 

福井市の繁華街まで戻った私は大衆割烹の暖簾をくぐった。気の利いた先付けをつまんで冷たいビールを飲み干した。

造りの盛り合わせはキジハタ、生サバ、ボタンエビ、近海マグロ、イカ。キジハタは申し分のない食感と旨みである。癖が全く無いサバの美味しさは瀬戸内産のはるか上を行っている。他のネタも良質だ。

カイワリは感動の味(安価なのが嬉しい!)

目つきの鋭い店主は問われたことに要領よく答えていたし、魚を知り尽くしている感じがした。主がすすめてくれた珍しいカイワリの一夜干しが大当たりだった。年寄りならばあっさりしたカマスに、元気な中年は脂のよくのったカイワリに軍配を上げるのではないだろうか。

福井の魚介のレベルの高さは私の予想以上だった。この店は料理の「種類が多い」し、何より「柔軟性」がある。しかも「値段が手頃」だ。高ければいいという時代はとっくの昔に終わっている。

瀬戸内の魚が一番と平気でのたまう連中には「田舎から外に出たことがない」のが結構多い。狭い領域で経験したことから「安直な結論」を出し、他人に「下らない自説」を押しつけようとする。白黒映像しか見えないために腹が減れば己がひねり出したク●すらかじる「犬」と同じくらいアホだ(笑)

日本は狭いようで実は広い。全国を旅するたびにその思いを強くする。「謙虚さ」と「本質を見抜く眼力」があれば旅先の良い所がたくさん見つかるはずだ。そしてじっくり消化した後には新たに「自分の血と肉」になる。

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