寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福井市の赤線跡には異様な空気が漂っている

2008年10月20日 | 
北に進み交通量の多い道路を横断して有楽町に入る。これまで見てきた町とは明らかに雰囲気が違う。ジメジメした空気を肌で感じ若干の寒気を覚えた。

スナックの残骸

栄町遊廓は福井空襲で消失し、敗戦後、赤線が作られた。戦前の栄町は現在のつくも2丁目から有楽町辺りを指すのであろうか。赤線の痕跡は「総光寺」の西側で確認できた。

赤壁の家

赤壁の家の表玄関

私は赤壁の木造建築を見つけて「あっ!」と大きな声を上げた。複数の入口を持つ家屋は色街で目にすることが多い。驚きはなおも続いた。この建物の傍には大きな木製の表札をかけた「事務所」がどーんと建っていたからである。

つくも2丁目から「花月橋」を望む

長居はできんぞ、と思い「安穏寺」の前を通って「花月橋」を急いで渡った。ちょうど日暮れ時で足羽川が茜色に輝いていた。

夕日を浴びて赤く輝く足羽川


追記(2016.4.26) 
妓楼のその後についてはこちらにまとめた。 

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