寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島市西区名物・牛ホルモンの天ぷら(令和編)

2020年01月10日 | 食文化
ホルモン天ぷらの名店「たかま」が昨年11月に営業を終了したと聞いた時にはショックが大きかった。広電の福島町電停で下車し北へ歩いていくと個性の強い天ぷら屋が何軒かあるが、都町の店は余所者でも入りやすいので気が向いた時に食べに行ったものである。

カウンターで揚げたての天ぷらを受け取った常連客は無言でまな板の上に置いてある小出刃(包丁)に手を伸ばす。学生時代にレンタルビデオで「仁義なき戦い」シリーズを全て観た身としてはそのセットからついエンコ詰めを連想してしまうが…(苦笑)

ネタを好みの大きさにカットしてから小皿に入れたポン酢(+粉唐辛子)につけて口に運ぶのである。食べやすいネタはオオビャク(大腸)とビチ(赤センマイ=ギアラ)でクセが強いのはチギモ(脾臓)だ。ハチノスはそこそこ旨い。画像は別の店で今年注文したホルモン7種盛り合わせ(1つ100円だった)…冷たいビールかサワー(チューハイ)がよく合う。一見さんは地元民から熱い視線を浴びることに若干のとまどいを覚えるようだが、結局は度胸をつけて慣れるしかない。私が重視するのは女将の愛想ではなく味とコスパである。とにかく千円ちょっとで飲み食いできるのはありがたい。

電停



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