俺が仕事で使用しているメインPCは、いわゆる自作機である。
自作・・・と言っても、既製の部品を組み立てるだけなので俺の定義では「自作」には入らないのであるが、まあ一般的な呼称としてこう表現しておこう。
さて、仕事で使うにはハイリスクといえる自作機を、何故に使用しているのか?
それは、やってみたかったからとか、既に所有するパーツを有効に使うためとか、一度にお金を使わなくても済む(伝票が振り分けられる)とか、色々な理由がある。
中でも最も大きな理由は、パラレルポートとシリアルポートが必要だったからである。
このPCを組んだのは約4年前。既にインターフェイスはほとんどUSBに移行しており、既製のPCではパラレル&シリアルの両方を備えている物は少なかった。
自作用に売られていたマザーボードの一部にはまだ装備しており、元からBTO(ビルド・トゥ・オーダー)のPCを改造(拡張)して使用してきた俺は、自作する事にしたのであった。
何故に時代遅れなパラレル&シリアルポートが必要なのか?
我社で使用しているアプリケーションの中に、一つだけ業務用の物がある。このアプリケーションを稼動するために、プログラムの違法コピーなどを防ぐ目的で、「プロテクター」という部品が取り付けられている。このプロテクターってのがパラレルポートを使用するのである。
コレが問題のプロテクター。最近の業務用ソフトの場合はUSBを採用している。
ちなみに、シリアルの方はUSB変換ケーブルで対応可能な事が分かっているので、あまり深刻ではない。
で、最大の問題はこのソフトウェアを開発した会社が倒産してしまった事である。
そこが健在ならば、当然サポートを受ける事ができるのに・・・。
実際にはこのソフトは無くても充分に仕事は出来る。実際には俺自身もあまり使っていない。ただ、他のソフトには無い便利な機能が幾つかあって、どうしても捨てられんのよ。
それと、このアプリケーション。間違いなくVistaには対応しないものと思われる。
当初WinMeで使い始め、XPのバージョンアップのCDを受け取った直後に、ソフトウェアを開発した会社が倒産したのだ。なんちゅーコッチャ。
俺は一人で3台のPCを使用しているが、その入れ替えペースは結構早い。ところがここ最近はそのまま使用してきた。その理由の一つはここにある。
ところが諸々の事情があって、このメインPCを買い換える必要が出てきてしまった。まあスペック的にも追いつかなくなっているので、いい機会だ。
問題のポートだが、何か手は無い物か?
PCを買い換える前にテストをしてみよう。
とりあえず変換アダプター2連装でUSBに接続するも、ダメ。
次に、インターフェースボードで拡張できないものかと調べる。
パラレルポートのインターフェイスボードは、調べた限りでは2メーカーからリリースされていた。
一方はあの「玄人志向」の物。んんん~俺はパスだな(笑)。玄人じゃねえし。
もう一つが、AREA(エアリア)というところからリリースされている物。
コレをドスパラで購入。
数日経過した本日(マイナーな商品なので時間が掛かった)届いたので、早速取り付けてみた。
ドライバーをインストールし、デバイスマネージャで確認。当然正しく認識している。
しかし、プロテクターを認識しないのよ。なんで? 元々プログラムにポートのナンバーとかが指定されているんだろうか?
LPTナンバーを変更してみたり、元のポートを無効にしてみたり、アプリケーションを再インストールしたりしてみたが駄目。果てはBIOSまでイジってみたが、何も変わらず。
俺の頭では万策尽きてしまった。
とりあえず次のPCはどうしようかなあ。
スペックの低いヤツにはパラレルポートを装備した物もあるが、当面の使用にはちょっと耐えんだろう。
かといって、また自作するのも嫌だし。
とりあえずXP搭載のBTOを選択して、今回の拡張ボード付けてみて、駄目だったら諦めよう。
それか、DELLのワークステーションかな。コレにはシリアルもパラレルも付いてるし。
DELLは過去に使ったことがあるんだけど、BTOとはいえ、あまり俺の使い方には向かない気がするんだよなあ。なんか普通のメーカーPCっぽくてさ。
今週中には決定して注文します。むう、困ったモンだ。
長女と一緒に、茶々にイタズラしてやったわ!! ンケケ
ウラメシヤ~
スネ毛は気にしないように(爆)
そういや、このブログ。忘れてたけど7月6日で丸3年過ぎました。継続は力なり。