THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

モトクロス中部選手権、50ccクラス初開催!!

2016-07-19 11:02:35 | 正吉君モトクロス
いなべモータースポーツランドにて、中部選手権では初めての開催となるチャイルドクロスが行われた。
・・・というか、開催してもらった、に近いかな。

元々ウマゴヤのHさんが言いだしたことで、多度っ子の人数を集めてエントリーして成立させてしまったというわけ。

個人的かつ逆説的意見なんだけど、50㏄のレースは全日本や中部選手権などのMFJレースではなく、ローカルレースがサポートした方が理に適っていると思う。PWに乗り始めたばかりの子から3年生のトップレベルの子までキッチリフォローして、全員がヒーローになれるようなレースをMFJに求めるのは無理があるんじゃないかな。中部エリアの場合はモトクロスランド多度にしっかりやっていただいているので、多度の常連からすると中部選手権のチャイルドクロスはあまり意味が無い。多度のキッズレースは楽しいからね。
中部戦でも形だけは毎回エントリーを受け付けているのだけど、誰もエントリーしないから成立しないってわけ。

今回俺がソノ気になった理由。
後進のためとか中部エリアのキッズのためとか、キレイごとは言わない。
一言、「自分の世代は盛り上がってほしい!!」それだけ!!

だけど、自分の時が良ければそれでいいなんてことを言うつもりは毛頭ないよ。
過去にも各世代にゃ必ずそれぞれ盛り上げ役がいたからこそ業界が成り立ってきたはず。今の世代は自分がその役を少しでもやってやろうと考えた。今が盛り上がっていれば、次の世代にも必ずまた盛り上げ役の人が出てくるに違いない。

初の開催ということで、イナベのスタッフの方々はてんやわんやだったようで(笑)。
中部戦としては第5戦の折り返し地点なので、MFJのチャイルドクロスではなくてイナベのレースとして開催すると言いだしたり、やっぱチャイルドクロスにすると言ったり。前日練習に関しても二転三転。
こんなにレース前に主催者から電話が掛かってきたのは初めてだ(笑)。
それでもかなり好意的に受け止めて下さったようで、個人的には大満足。土曜日には、15分と短いけど50㏄用のショートコースでの練習時間も考えて下さった。
ただ、次戦以降は他レースの日程との関係で、成立させられるのかどうか…(笑)。もっと計画的な行動をするべきだったと反省している。

さてさて、肝心のレース結果なんだけど、正吉君は2-2の総合2位。
今回ハッキリ分かったのは、TT-R50Eは遅い!!という事だ。

正吉君は、スタートの反応はかなり速い。が、加速で他のバイクに置いて行かれるのよ…。
DR-ZやCRFと比べてかなり高回転型というかトルクが薄く、異常なくらいにハイギヤード。2速と3速が離れている。多度ではほぼ3速に入らない。高回転型とはいえ各部のフリクションが大きく、パワーがあるという訳でもない。スピードが乗れば他に比べてもほぼ遜色なく走るけど、一度回転を落としてしまうともうダメ。
TT-Rが他に勝てるのは、デザインだけ!!
ソツなく奥深く造られたホンダのCRF、後発なのにポイントを外しているヤマハのTT-R、一番最後のリリースで美味しいトコを持っていくスズキのDR-Z。正にメーカーの特徴を表しているやんけ!!
これからTT-Rは、ミニモト版のディバージョンと名付けよう(笑)。

ヒート1は3番手で出て、2位フィニッシュ。


ヒート2は5~6番手で出たので(反応は割と速かったのに)、終わった…と思ったら、オープニングラップは3位で帰ってきて、、、




また2位フィニッシュ。

正吉君がIN側のラインよりもアウト側のラインを好むのは、もしかするとTT-Rの特性のせいかもしれないな。

チャイルドクロスは改造制限が厳しく、ほぼノーマルでしか出走できない。色々とルール内での細かい工夫はしてるんだけど、劇的な変化を生むはずもない。俺に言わせれば、DR-ZやCRFはインチキのようなものなのだ。
これでは勝てるはずがない。
くそ~~・・・。

レースで使われるコースは15分しか練習できないとの事だったが、せっかくなので前日から乗り込んだ。
ミニコースやフリースペースでの基本練習など、意外とおなか一杯。


50ccキッズに気を遣ってくれたのか、他の理由か、何度もミニコースを整備していただいた。


記念すべき瞬間(?)、50ccが本コースへ練習走行に。先導してくれるのは多度育ちのライダーだ。


























彼は本当に速いね!

キャラ的にもとてもいいやつだ。







俺が25歳ごろからの友人が、エンジョイクラスにエントリーしていた。


一緒に走りに行くことが多かったんだけど、バイクに乗り続けている友人も減ったなぁ。
一応NAの彼。当時よりもかなり退化してて、ヘルメットを脱がなくてもオッサンだとすぐに分かるような走り。俺がカメラを構えている場所だけはワイドオープンだった(笑)。


家族も一緒に付いて来てくれない、完全にロンリーなオッサン(寂)。


「本当は子供にもバイクに乗って欲しかった」とポツリ(笑)。

キッズ50は若い女の子にモテモテ(笑)。


左側の女の子は会った事があるんだけど、誰だったのかまるで思い出せない。

ヒート2でY岡さんが足でグリッド整備をしてくださった。


キャタピラ状にギザギザで「これでホールショット」との事だったが、5~6番手だった(笑)。





どこに行っても多度っ子の味方、Y岡さん。


NAイオリ君と一緒に熱い応援をしていた。











多度チャンピオンシップ・いなべラウンド(笑)。


65までは全員知っているが・・・


85になると知ってる子が半分になり・・・


NBになると一人しか知らない。


全日本だとマイクパフォーマンスではチームやスポンサーに対してのお礼をメインに述べる事が多いのだけど、地方戦だとコーススタッフへのお礼が多くなるのね。

場慣れしているライダーは、ちょっとしたパフォーマンスも披露してくれたり。


今回は全日本IBでランキング2位のカイカイがスポットで出場した。地方戦IBライダーからは「来ないでくれよ、俺たち勝てなくなっちゃうじゃんか」的なジョークと、「俺たちの代表なんだから、もっと勝ってくれよ」という気持ちが交錯したコメントがカイカイに浴びせられる。


幸せなヤツだなぁ。
コメント
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