やっとショックから立ち直ってきたので(笑)全国大会のレポを。
「全国大会」ってのは、普段は地方選手権で走っている選手のうち、ランキング上位の選手だけが出場できる大会。部活の大会なんかと同じ・・・そう、甲子園のようなものだね。
対して「全日本」は、地方選手権を優秀な成績で卒業した選手が出られる大会で、MFJモトクロスの頂点に位置する。
50㏄のチャイルドクロスは全国大会にしても全日本にしてもオマケのようなもので、エントリーするだけで出場可能。
俺の周りでは、チャイルドクロスも他のクラスと同様に選抜ではないのかと思っている人も多く(何を隠そう俺もそうだった)、そのせいか今大会で集まったキッズライダーには、バイクに乗り始めたばかりのような子はいなかったかな。
全日本の場合は、日曜日の当日の公式練習以外は練習走行できない。しかし全国大会は、出場選手のために前日練習の枠が設けられている。これに参加するため、土曜日から広島の世羅グリーンパーク弘楽園に乗り込んだ。
この2日間、正吉君は全てにメロメロ状態で、話しかけても反応が鈍く、まるで集中力がなかった。
バイクに乗らせても同様で、練習走行ではトップクラスの子の8秒オチくらいでしか走らない。
何度注意してもダメで、言えば言うほど悪くなる。「真っ先にコースインして速い子を相手に自分の走りをしろ」と言っても、グリーンフラッグが振られたのにボーッとしていて走り出さなかったり…。
当日の公式練習が始まっても変わらない。
多度のちゃちょうから「いちばん酷い怒り方」とお墨付きのドツキも出てしまった。
さてさて、本番である。
くじ引きがビリ3という酷いもので(笑)、目ぼしいグリッドは全て埋まってしまっている。そこで、敢えて敢えての一番左、アウト側のグリッドを選んだ。
ラインからはみ出してるし(笑)。
正吉君の性格とTT-Rの特性を考えたものである。
フラッグが降られ、そこそこな反応で飛び出すも、DRがゴワーッと前を塞いでしまう。
結局スタート直後の順位は真ん中あたり。1コーナー&2コーナーで一気に前に出て、せいぜい10位くらいかな?
練習では集中力が無かった正吉君も、レースになると多少は気持ちが入るようだ。グイグイと前に出ていく・・・が、どうしても多少はパスするのに手こずるわけで。4位まで上がって時間切れ。
ハッキリ分かった。
スタートで出る事ができないTT-Rでは、絶対に勝てない。トップグループに異変がない限りは、3~5位くらいが限界の様だ。
証拠、というには弱いけど、面白い写真がある。
多度の前回のレースのスタート直後の写真で、コースマーシャルのMさんが撮ったもの。
ヒート1。
スタート直後。
コーナー進入。
ヒート2。
同じくスタート直後。
コーナー進入。
どちらもDR-Z、CRF、TT-Rの順で1コーナーに向かっている。正吉君はここから順位を上げるのだ。
何故に多度ではそこそこ戦えるのかというと、多度はマシン差が出にくいからだと思う。
何せ中級ライダーの65よりも、上級ライダーの50㏄の方が速かったりするし、フルサイズマシンですら50㏄をパスするのにタイミングを見極めなければならないほどなのだ。
そして正吉君が65に乗ったときと50に乗ったときでは、3秒ほどしかタイム差がない。
また、細かくクラス分けしてレースするので、出走台数が少ない。
全日本や全国大会では、ショートカットとはいえフルサイズマシンが走るコースを使う訳で、直線がかなり長い。出場台数も多いので、スタートで真ん中くらいに埋もれると、前に15台が道を塞ぐ事となってしまう。正吉君はコーナーがかなり速いのは見ていて分かるのだが、これじゃぁ勝てるわけないよ、と思っちゃう。
過去にはエンジンをイジって優勝したライダーがいる事も知っている。でも、俺は文句は付けないし、俺なりの正しい戦いをする。バイクの力で勝ってもしょうがない。
強いて言えば、せめてDRと戦えるようにならないかな、とは思うかな。エアクリーナーエレメントまで純正品を使うのは、真面目すぎるのだろうか。
実は、帰りの車の中では「もうこれで今シーズンは全日本には出ない」と決めた。
でも、もうちょっと取り組み方を変えて、残り何戦かに出てみる事にするよ。TT-Rで走る限りは勝つことはできないと思うけど、65に乗り替えたときには、必ずや速さを証明する事ができるだろう。
レッドブルがプロモーションに来ていた。
レッドブルガールに「レッドブルボックスカートレースに出たことがあるんだ」と言ったら、「え~~?? 何ですかぁそれー。知らないですぅー。でもすご~~い」って…。オマエらなあ(笑)。
この2日間、正吉君は本当に酷かった(笑)。
何とか気を入れさせようと、コースの下見に行かせてみたり。
テンションが上がらないので友達の輪に入っていけない。
決勝前、自発的にスタート練習を始めた正吉君。
多少は集中力が上がってきたのかな?
オータ君はホールショットで序盤はトップを走行、3位フィニッシュという快挙。
同じ3年生とは思えない(笑)。
割と大人しいキャラとして正吉君と比較されることがあったりするんだけど、中身は随分違いますわ(笑)。
多度でも常勝の彼に、前回のレースで勝ったローカルキッズライダーがいるというのも、とても面白い。
ついにやってくれたタツシ君。
練習走行の時からノリノリのように見えた。
メーカーブースにて記念撮影。
TT-Rに散々文句をつけておいた(笑)。
表彰式で登壇する際、ヤマハライダーはメーカー様から帽子とタオルを渡される。
んが、正吉君だけもらえなかったぞ!! どうなっとんじゃい!!(怒)
まあ、ブルークルーの条件車種にTT-Rは含まれていないからね。仕方が無い。
しかし、わざわざ約10年落ちのTT-Rを買って乗っているようなユーザーを軽視するのは、俺は許さんぞ!(笑)
晩飯は鶏チャンにしたが、キャベツを忘れると言う痛恨のミス。
中部勢、大・・・いや、中活躍(笑)。
トランポの台数は全日本の3分の1くらい。
華やかさでは全日本の方が上だけど、独特の空気感があるね。
全日本の時とは少しセクションが変わっていて、安全面を考慮したように感じられた。
前回はテーブル上だったラムソンは土が盛られて2連になっているが、飛距離が縮められているように見える。
練習を兼ねてチームや友達の応援に来ていたカイカイにラムソンの飛距離のことを聞いてみたが、全く分からないとの返事(笑)。
左の子はど真ん中ストライク(笑)。
付き合って下さい(笑) つか、遠すぎるか。
「全国大会」ってのは、普段は地方選手権で走っている選手のうち、ランキング上位の選手だけが出場できる大会。部活の大会なんかと同じ・・・そう、甲子園のようなものだね。
対して「全日本」は、地方選手権を優秀な成績で卒業した選手が出られる大会で、MFJモトクロスの頂点に位置する。
50㏄のチャイルドクロスは全国大会にしても全日本にしてもオマケのようなもので、エントリーするだけで出場可能。
俺の周りでは、チャイルドクロスも他のクラスと同様に選抜ではないのかと思っている人も多く(何を隠そう俺もそうだった)、そのせいか今大会で集まったキッズライダーには、バイクに乗り始めたばかりのような子はいなかったかな。
全日本の場合は、日曜日の当日の公式練習以外は練習走行できない。しかし全国大会は、出場選手のために前日練習の枠が設けられている。これに参加するため、土曜日から広島の世羅グリーンパーク弘楽園に乗り込んだ。
この2日間、正吉君は全てにメロメロ状態で、話しかけても反応が鈍く、まるで集中力がなかった。
バイクに乗らせても同様で、練習走行ではトップクラスの子の8秒オチくらいでしか走らない。
何度注意してもダメで、言えば言うほど悪くなる。「真っ先にコースインして速い子を相手に自分の走りをしろ」と言っても、グリーンフラッグが振られたのにボーッとしていて走り出さなかったり…。
当日の公式練習が始まっても変わらない。
多度のちゃちょうから「いちばん酷い怒り方」とお墨付きのドツキも出てしまった。
さてさて、本番である。
くじ引きがビリ3という酷いもので(笑)、目ぼしいグリッドは全て埋まってしまっている。そこで、敢えて敢えての一番左、アウト側のグリッドを選んだ。
ラインからはみ出してるし(笑)。
正吉君の性格とTT-Rの特性を考えたものである。
フラッグが降られ、そこそこな反応で飛び出すも、DRがゴワーッと前を塞いでしまう。
結局スタート直後の順位は真ん中あたり。1コーナー&2コーナーで一気に前に出て、せいぜい10位くらいかな?
練習では集中力が無かった正吉君も、レースになると多少は気持ちが入るようだ。グイグイと前に出ていく・・・が、どうしても多少はパスするのに手こずるわけで。4位まで上がって時間切れ。
ハッキリ分かった。
スタートで出る事ができないTT-Rでは、絶対に勝てない。トップグループに異変がない限りは、3~5位くらいが限界の様だ。
証拠、というには弱いけど、面白い写真がある。
多度の前回のレースのスタート直後の写真で、コースマーシャルのMさんが撮ったもの。
ヒート1。
スタート直後。
コーナー進入。
ヒート2。
同じくスタート直後。
コーナー進入。
どちらもDR-Z、CRF、TT-Rの順で1コーナーに向かっている。正吉君はここから順位を上げるのだ。
何故に多度ではそこそこ戦えるのかというと、多度はマシン差が出にくいからだと思う。
何せ中級ライダーの65よりも、上級ライダーの50㏄の方が速かったりするし、フルサイズマシンですら50㏄をパスするのにタイミングを見極めなければならないほどなのだ。
そして正吉君が65に乗ったときと50に乗ったときでは、3秒ほどしかタイム差がない。
また、細かくクラス分けしてレースするので、出走台数が少ない。
全日本や全国大会では、ショートカットとはいえフルサイズマシンが走るコースを使う訳で、直線がかなり長い。出場台数も多いので、スタートで真ん中くらいに埋もれると、前に15台が道を塞ぐ事となってしまう。正吉君はコーナーがかなり速いのは見ていて分かるのだが、これじゃぁ勝てるわけないよ、と思っちゃう。
過去にはエンジンをイジって優勝したライダーがいる事も知っている。でも、俺は文句は付けないし、俺なりの正しい戦いをする。バイクの力で勝ってもしょうがない。
強いて言えば、せめてDRと戦えるようにならないかな、とは思うかな。エアクリーナーエレメントまで純正品を使うのは、真面目すぎるのだろうか。
実は、帰りの車の中では「もうこれで今シーズンは全日本には出ない」と決めた。
でも、もうちょっと取り組み方を変えて、残り何戦かに出てみる事にするよ。TT-Rで走る限りは勝つことはできないと思うけど、65に乗り替えたときには、必ずや速さを証明する事ができるだろう。
レッドブルがプロモーションに来ていた。
レッドブルガールに「レッドブルボックスカートレースに出たことがあるんだ」と言ったら、「え~~?? 何ですかぁそれー。知らないですぅー。でもすご~~い」って…。オマエらなあ(笑)。
この2日間、正吉君は本当に酷かった(笑)。
何とか気を入れさせようと、コースの下見に行かせてみたり。
テンションが上がらないので友達の輪に入っていけない。
決勝前、自発的にスタート練習を始めた正吉君。
多少は集中力が上がってきたのかな?
オータ君はホールショットで序盤はトップを走行、3位フィニッシュという快挙。
同じ3年生とは思えない(笑)。
割と大人しいキャラとして正吉君と比較されることがあったりするんだけど、中身は随分違いますわ(笑)。
多度でも常勝の彼に、前回のレースで勝ったローカルキッズライダーがいるというのも、とても面白い。
ついにやってくれたタツシ君。
練習走行の時からノリノリのように見えた。
メーカーブースにて記念撮影。
TT-Rに散々文句をつけておいた(笑)。
表彰式で登壇する際、ヤマハライダーはメーカー様から帽子とタオルを渡される。
んが、正吉君だけもらえなかったぞ!! どうなっとんじゃい!!(怒)
まあ、ブルークルーの条件車種にTT-Rは含まれていないからね。仕方が無い。
しかし、わざわざ約10年落ちのTT-Rを買って乗っているようなユーザーを軽視するのは、俺は許さんぞ!(笑)
晩飯は鶏チャンにしたが、キャベツを忘れると言う痛恨のミス。
中部勢、大・・・いや、中活躍(笑)。
トランポの台数は全日本の3分の1くらい。
華やかさでは全日本の方が上だけど、独特の空気感があるね。
全日本の時とは少しセクションが変わっていて、安全面を考慮したように感じられた。
前回はテーブル上だったラムソンは土が盛られて2連になっているが、飛距離が縮められているように見える。
練習を兼ねてチームや友達の応援に来ていたカイカイにラムソンの飛距離のことを聞いてみたが、全く分からないとの返事(笑)。
左の子はど真ん中ストライク(笑)。
付き合って下さい(笑) つか、遠すぎるか。