THE FOURTH PARTY

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いざオランダへ

2019-10-19 16:53:21 | 正吉君モトクロス
アメリカでダートトラック&モトクロスの修行をして帰国したノリックは、1993年の全日本ロードレースで鮮烈のデビューを果たした。

このシーズンのノリックは、当時はレースにそれほど興味がなかった俺ですら衝撃で。アメリカのレベルの高さ、18歳の少年の努力に感心した。
向上心のある日本人レーサーがアメリカに武者修行に行くようになったのは、彼が元祖ではなかったか。
しかもロードレースをやるのに、トレーニング内容はダート。これぞ発想の転換。

正吉君がモトクロスをやる上で様々なことを考える日々である。
かつてのノリックのように、そして現在の有力選手のように正吉君も海外へ・・・と妄想することもあるが、ものの数秒で「チーン」という音が脳内に鳴り響く。

お金どうするんだ!? 努力するにも金が要るやんけ!笑

仮にお金を何とかしたとしても、モロモロの事を天秤にかけるうちに「現実的に無理だよな」となってしまう。

有り金はたいて最高の経験を得て成功したとしよう。するとそれは美談として語られることになる。しかし、やってみなけりゃどうなるか分からないし、色々な意味で全ての人にマッチングするわけではない。
正吉君の年齢で、すでに将来は絶対にプロライダーになるんだと決めている人は少数派だろう。ましてや初めてバイクに乗る子供が最初からプロライダーを目指すというのは、ほとんどないんじゃないかな。あったとしても“漠然とした夢”程度のものだと思う。
こんなこと言ってると、ガチでやってる方々には「それだからダメなんだよ!」とか怒られそうだ笑

同じような時期にバイクに乗り始めた子たちと同じように練習してきて、多少の差はあったとしても、大体似たようなレベルに収まっている。
仕事を犠牲にするわけにいかないんで、練習時間もこれ以上増やせない。

じゃあどうするかっちゅーと、やっぱり発想の転換をするしかない。
で、思いついたうちの一つが「謎のオランダトレーニング」笑
オランダって名前には特に意味がないので、深く詮索しないように笑

最初は丸一日泣いていた正吉君だが、今では慣れちゃって、全く普通に走っちゃう。しかも自分でも効果を肌で感じているようで、自分から行きたいというくらい。

中部モトクロス選手権の最終戦(明日10月20日)が延期となったため、明日はオランダですわ笑
(ちなみに今日土曜日は学習発表会で出校)
その他にも、人に「コレって何の部品ですか?」って聞かれるような、怪しいモノを取り付けていたり。

オランダの欠点は、バイクが強烈に壊れること。
新車が来たにもかかわらず、古い方も普通に使っているのはこのため。相変わらず「ウソォ!!」というようなトラブルを連発してますわ。
今回は、腰下に浸水。

水没したんじゃなくて、シリンダーヘッドが変形してOリングが抜けて、クーラントが流れ込んだ。
つーか、ここまで手を掛けていると愛着が湧いてくる。お役御免になったら、自分で乗ったろうかなぁ笑
正吉君も練習車は気に入ってるみたい。
コメント
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