著者は、地方議員を務めていた英語とは無縁の木村長人氏だ。
ただ、英語好きで、一年の留学経験がある。
とはいっても30歳のころだったので、飛躍的な進歩はなかった
らしい。
しかし、日本に戻ってきて独習してきて、今の英語力(本人いわく
2段くらい)になったという。
その英語独習法は、とにかくインプットするに限る。特にDVDで
リスニング学習を習慣づけて、6割英語を目指しなさいというものだ。
この本の書評を書いていいものかちょっと迷った。というのは、
まったくの通読で、おそらく1時間もかかっていないくらいだからだ。
たまに、こういう時がある。
どういう時かというと、下記のような時だ。
1.文字が多くて読みにくいとき。
2.だいたい書いてあることが表題だけや、ななめよみでわかるとき。
3.内容に少し、面白みがわかないとき。
おなじDVD、おなじドラマを30回リスニングしなさいという。20回では
不十分だったという。しかし、私の性格ではまず難しい。
同じドラマを見るのはどうもあきてしまう。
攻略英語リスニングでも、同じのを10回くらい聞いているだろうか。
それに、自分の音読が5回くらいか。
繰り返し同じものをリスニングしたり、音読することの大切さはわかるが、
なかなか30回は厳しい。
さて、この本に他に何か、珍しいことが書かれているかというと、
申し訳ないが、見つからなかった。
確かに英語のドラマを6割理解していると言えるようになりたいとは思う
が、こういった英語学習本としては、魅力は少ない本だった。
多分、100%わかる達人には、どうせなれないのだから、6割でいいじゃん。
という開き直り的なものを期待して読んだのに、6割いけたら7割めざせでは
表題にいつわり有りと感じたためかも知れない。
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