忙しかったり、途中で、やめた作品があったので、
少し、間があいたが、やっと、この作品を読み終えた。
異常な暑さのせいで、読書がつらかったせいもある。
まず、この作品の出だしのスピーディーさには驚いた。
JOHN GRISHAMにしては、珍しいアクション映画でも
見ているようなストーリー展開なのだ。
厳重な図書館から貴重な直筆原稿を盗み出すという
物語だ。5人の一味のうち、2人はあっけなく捕まってしまう。
そこで、ガラッと話の展開が変わるのだ。
CAMINO ISLANDというビーチの町の話になる。
そこには、書店があり、その店主はまちに住む作家と交流を
持ち、また、貴重な初版本などの収集もしているのだ。
この店主が、盗まれた原稿を所持しているとの情報があり、
保険会社が秘密裏に調査するのだ。
後半は、スローな展開となり、前半とは、ガラッと変わってしまう。
全体を通せば、面白いし、ちょっと、ユニークな作品になっている
のだが、終わり方や、後半の話の展開に、ちょっと、不満が残る
作品だった。
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