MATT HAIGのファンタジー小説、「THE MIDNIGHT LIBRARY」
を読んだ。
書評で、かなりの評価を得ている作品だ。
職場も首になり、ペットの猫も事故で亡くなり、絶望から、
死にたいと思ったとき、目の前に不思議な図書館が現れ、
その書棚から本を選ぶことで、こうすれば良かったと思う
人生のやり直しを試せるのだ。
誰でも、あの時、こうすれば、どうなっていただろうとか、
想像することがあるかも知れない。それが、何度でも、
お試し可能なのだから、お得と言おうか、理想と言おうか。
しかし、そう簡単なわけではない。
何度も試しているうちに、少々、飽きてきて、うんざりして
きてしまう。いったい、このあと、どうするんだ?
しかし、心配は無用だ。ちゃんと、素晴らしいエンディングが
待っているのだ。
文体も、結構、美しい文体のような気がした。
今まで、読んでみたことのない作品であるのは間違いない。
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