過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

みたらし団子の始まり

2016-12-01 16:16:00 | 日いづる国の伝統食
下鴨神社の糺の森にある御手洗池(みたらしいけ)。鎌倉の世、後醍醐天皇が手を差し入れたところ、最初に大きな水泡が、ついで小さな泡が四つ、浮かんだという謂れ。その水泡の形をうつしたという団子…それがみたらし団子の始まりの物語と読みました(ニッコリ)。



■直径1cmほどの団子が、串の先頭に一つ、間をあけて四つ並ぶ、独特な形のみたらし団子



■「みたらし団子」発祥の地にある、加茂みたらし茶屋、の店構え(2016)



茶屋内部の椅子席の他、お庭があって。緋毛氈敷きの縁台がおかれたお庭には、鬼子母神が祀られていました。いまでも茶屋の味わいが深くありました。



お品書きを見ながら並びます。同行者が決めていた栗餅は、既に売りきれ。残念!



換わりに注文した、わらび餅。ふるふる揺れる! 口にするとニッキの香りがいきいきとして。それから、きな粉の味わいが深くなりました。



みたらし団子。香ばしい焦げ目、みたらし餡の艶めく甘さ、黒蜜のまろやかさが印象的。
最初に一つ、間を開けて四つの、独特な形は、人の五体を意味しているとも伝わるそう。
お団子は、陶器の皿にのり、さらに瓢箪型の木のお盆にのっていて、何とも嬉しくなります。
一つと四つの、間がこげると、串からはずしにくくて、ちょっと困りました(笑)。



串を左手にもち、右手で楊枝。はずして、餡をからめて。うまうま。
時間がたつと、餅の表面がちゃんと強張るのが、手打ち、手焼きの楽しさです(笑)。

寒風のなか歩いたご褒美の甘さ♪
善男善女の気持ち(笑)で、嬉しくいただきました。
■加茂みたらし茶屋 (最寄り駅は出町柳、京都市左京区下鴨松ノ木町53)


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コメント (2)
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