過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

秩父夜祭2:団子坂の上横の規制線で待つ二時間

2016-12-05 23:50:00 | 旅日記


■団子坂と公民館の間の規制線に、6時前につく




20年前は、この広場にたって、団子坂をあがってくる山鉾、迎えて上がる花火をみたっと思い出しました。
今は有料観覧席が立ち、そのチケットを持たない者は、商店との狭間で待つことになります。
広場の反対側には、既に規制がかかって、行けません(笑)。

この場所では怒号は聞こえなかったし、押し合いもなく(笑)、ほんのりしていたので、ここで、待つことにしました。
7時半には花火もあがるそうだから、きっと、某かは楽しめるはずと期待して。



待つ人を励ますのか(笑)、時折、花火が上がります。6時半、有料観覧席(6千円とのこと、当日券は無し)には、まだゲストが不在のために、団子坂から見て、左手の花火が見えています。後ろに首を回して見ていました(ニッコリ)。



ああ! 花火があがったのは、行列の先陣が到着したからでした。
高張り提灯の列! 駆け抜ける神馬!



御神輿も、坂をあがっておいででした。神様、祭の安全をお守りください。



今度は、団子坂から見て右手、広場の先側に花火が上がりました。ああ、今度はきれいに見えました。

団子坂手前で待つこと二時間(笑)、8時に近づきました。
警備の列は、さらに堅固になってきました。
ついに、山鉾が上がって来てくれるのでしょうか?(ニッコリ)



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秩父夜祭1:規制線…どこに留まればいいのか…?

2016-12-05 23:23:00 | 旅日記
金曜日が宵祭、土曜日(12/3)が本祭に当たった秩父の街は、ユネスコの無形文化遺産に登録勧告をうけて、賑やかに喜びに弾んでいるように感じました。
300年を越えて引き継いでこられた大変さや喜びが、大きな表彰状をもらったように思われたことでしょう(ニッコリ)。

20年ほど前に、凍るような月夜に花火と山鉾のダイナミックな祭に圧倒されたことを思い出して、久しぶりに出向くことに決めたのは、実は、ユネスコ勧告以前でした。
流行りに敏感な日本人のこと、人出が心配でした(笑)が、そのまま決行しました(苦笑)。

ホテルに荷物を置くなり、もらった地図を片手に、山鉾行列の始まりの場所、秩父神社にむかいました。
花火を含めた祭りのクライマックスは7時半から10時までと、パンフレットからは読めましたが、始まりも見てみたかったのです。パンフレットには、主要国道の車輌規制は明確にわかりましたが、町中の規制は「ある」としか解らずでした(苦笑)。

5時前に神社の鳥居側についた私達の目の前で、通路は閉じられ、規制線が張られ始めました。



■規制線の向こうに山鉾。

きれいな山鉾。これから街にでていくのね! と見蕩れるワタクシ(笑)。
ですが、無情の声が!
引回しエリアには、こちらからは入れません。神社の中には入れません。このゾーンの規制解除は8時過ぎの予定です。道路に立ち止まることはできません。

「えっと、どうすればいいのか、を教えてください?」と尋ねた私に、この辺りにいたいなら、道路の反対側の規制線の後ろに、並んでください、と、お巡りさんが教えてくれました。
なるほど! 通路の半分に人垣がありました。そこに並んで、神社をでていく列をみてみることにしました。

前から十列目、だから、ぎりぎり見えそう?(笑)
列はどんどん増えていきますが、通路に指定された半分にも、人がたち始め、警官と言い合いになり始めた頃……ことは、起きました。

神社方向へ向かおうとしている、赤い地色の法被の一段が、規制線に並ぶ人垣に近づいてきました。
「通路は反対側ですよ」「こっちは並んでるよ」と掛け声をかける人垣にむかって、その歩みは止まりませんでした。「どいてどいて、コーンをどけちまえ」と叫びながら、規制線を壊して、神社にむかっていきました。

当然、人垣は崩れて、もうコントロールは聞かない状態になります。どんどん前に人がはいり、危ない足元になりました…。

祭は地元の方のものです(苦笑)。閉じた祭なら許される蛮勇でしょう。
ですが、観光客にきてもらいたいと願う、公開する祭なら、運営規則は誰もが守るべきだと、残念に感じたのは事実です。危険をまねくからです。



その直後、二重の規制線の向こうでは…。静かに始まっていました。
高張り提灯が夜を切り裂く。静かに動き出す練り歩きの列。白装束の神主さんらしき影、神馬がすうっと走ったようでした。
怒号の場所に立っているのは、嫌な気持ちになります。考えて、20年前に最終到着地点であった団子坂(市役所の裏)を、めざすことにしました。

お巡りさんに尋ねて、規制がないと言われた、暗がりの線路側の小路を、歩いていきました。地図でみるよりも、暗闇の秩父の街は、意外に広く感じました。



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