過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

怪味がっつり!肉野菜炒め弁当(笑)

2016-12-15 12:45:00 | 美味しい食
こんにちは!
素晴らしい体験の後には、普通の暮らしが、顔をだします(爆笑)。
モニターに頂戴したソースを活かして、手早く弁当を調えた記事に、飛ぶのです。ちゃんちゃん♪(笑)



○玄米ごはん
○怪味!肉野菜炒め (豚肉、モヤシ、白菜、パセリ、怪味ソース)
○プチトマト
○雷蒟蒻、筍入り
○あおさと高野豆腐の味噌汁
○フィリピン・バナナ
○烏龍茶



■素材が恋した 怪味ソース (キューピー)
モニターにいただいた怪味ソースです。
四川省発祥の怪味鶏に使われているソースをモデルにし、基本五味に麻と辣が加わった、魅惑のソースとして、夏ごろに雑誌にでていました。

怪味鶏は上海で食したことがあり、辛くて旨くて、甘みも酸味もあって、表現を拒むような、ヤミツキになる味です。
それをモデルにして、これだけで味が決まるというキャッチもあり、今回、楽しみに試しました。

嘗めてみると、複雑に辛さと甘さが混じっていました。さっそく炒めものに使ってみました。
[作る]
こちらをフライパンにひいて、豚肉を炒め、野菜を加えて、日本酒で蒸し焼きにしました。

ごはんが進む系の味が、速やかにできました(ニッコリ)。
強い味つけなので、レンジで暖め直しても崩れない……今時の調味料でした。

胡瓜や人参のスティックサラダを添えて、鶏からと盛り付けて、ディップにしたら、ビールがハカドルッ(笑)と言ってもらえそうな調味ソースでした。面白い体験でした。
■キューピー×モラタメweb


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徳山鮓、師走9:鮒鮓の飯をデザートに♪

2016-12-15 12:39:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★

熊鍋雑炊をお代りして、土鍋をさらったワタクシたち(笑)。
お茶とデザートが、運ばれてきました。

■九ノ膳
■鮒鮓の飯(いい)を使ったアイスクリーム
白く輝く、白酒を思わす香り、ほんのり甘酸っぱい、優しいアイスクリームでした。
きれいな締め括りでした(ニッコリ)。


え~、写真はぁ?の声が聞こえます(笑)。
熱々のお口に、ひんやりの気配が嬉しくて、なんと!撮る前に、食べてしまったワタクシですぅ(笑)。
食べ終わる直前にて、失礼。

輝く白さ、トロォンとしたアイスクリームだったことが、伝われば、と願っています。


全てに驚きに満ちた、学びの食でした。発酵は人の暮らしと共にあって、豊かに力を貸してくれたのだと、再確認しました。
そして、郷土の豊かさ!
琵琶湖、余呉湖と囲む山地、里の豊かさに目を向けるのは勿論です。
が、おそらく日本中に消え行く郷土と伝承があるはずです。それを昇華し、エッセンスに新しい息吹を加えて、未来に繋げる、人の丹精が、今こそ求められているのだとも、気づきました。
ここ、徳山鮓を造り、護っている方々は、その荷を背負って、頑張ってくださっていると、頭を垂れました。
日本中に散らばるガンバリストさんを、食しながら応援したいとも思いました。選択肢のある未来を造る、小さなお手伝いと思います。

沢山の学びに感謝して、この食記事を終わります。また必ず、季節をかえて、訪れたい場所が増えました。豊かな時間でした。

■徳山鮓 (滋賀県長浜市余呉町川並1408)


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徳山鮓、師走8:人の知恵を味わう雑炊 (熊鍋雑炊)

2016-12-15 08:36:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★

鮒鮓に感動して、発酵の科学について盛り上がっていました。
ですが、そろそろ終焉が近づいているはずです。
「○時の電車に合わせて、お送りする用意が整いました」と、隣席に声がけされていました。一時間に一本の電車なのです(ニッコリ)。



■八ノ膳
■熊鍋雑炊……金の脂滴雑炊、人の知恵を味わう雑炊とも。

熊しゃぶしゃぶ鍋の後、金茶色の熊の脂滴が綺麗だった、鍋つゆは、雑炊になって戻りました。
かき玉、葱、優しい香りのふっくら雑炊です(ニッコリ)。
これが折敷におかれるまでは……。




まずは香物、よそうための鉢やお玉が準備されて。



ふくふくと香りたつ湯気に包まれた土鍋が運ばれました。ふんわりと盛ってくださって。ニッコリ、笑顔で見交わします。



金色の旨つゆを、ふっくら吸った飯、浮かぶ脂の珠。きらきらと輝きます。



かき玉で旨さをまとめて、ふっくらに纏わせる。幸せなひと匙を、味わっていただきます。

きれいな、深みのある雑炊です。この背後に、月輪熊がたっている気配を知ることはできません(微笑)。ですが、常ならぬ脂の珠を口にすれば、見知らぬ命を、私が受け取ったことは、必ずわかると思いました。

健やかな脂に感謝する、という稀有な体験をしました。得難い時間でした。


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徳山鮓、師走7:鮒鮓バリエーション

2016-12-15 04:31:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★

熊鍋についての語りは止むことがありませんでした。



■七ノ膳
■鮒鮓(ふなずし)、鮒鮓サンド、からすみ大根

おお、真打登場!
ん? ここに至る道すじも、驚きと学びの綺羅星でした(ニッコリ)。
凄いな…。きつい匂いがない。きれいな発酵香気が、皿を包んでいる…。



お皿と折敷の配置をみれば、それぞれが5cm長程の、5mm厚にみたない鮒鮓であるのに、きれいな存在感を放っています。
こんな綺麗な鮒鮓に、かつて出会ったことはありません。人に役立つ形で、乳酸発酵がきれいに完成したから生まれる香気です。天然と人が織り成す美しい食!

今まで出会った郷土料理の多くは、飯の発酵臭、鮒の泥臭、雑菌混入が疑われる異臭、浸け過ぎの酸味等が、大なり小なり分かりました。ですが、郷土料理は地方の方が好むなら、それで好いのだと、私は思っています(ニッコリ)。
一度は食べてみて、後は考えればいいのです(笑)。永い食習慣を、外来者が共感できなくても、当たり前です。



パクリっ…拡がって鼻に抜ける、きれいな発酵匂。味わいを成すようなソソル匂いです。口にはネットリした濃厚な甘コクがあり、噛むごとに甘くなり、消えていきます。日本酒を含むと、ブワリッとコクが甦ります。そして、香りを余韻に一瞬おいて、消えていきます。
凄いな、玉妃の肌の匂いを抱いた玄宗の夢は、こんな感じだろうか…。熟鮓ってエロティック…。(笑)

鮒鮓には、好みで合わせられるようにか、蜂蜜に感じる、白濁した液体が添えてありました。
(★追記:蜂蜜のように純度の高い、精製された、飯からの液漿であったのかもしれないと、後から気づきました。その場では蜂蜜としか思えない綺麗さでした。20161215追記)

これを足すと、食べやすくもなりますが、よりエロくなりました(笑)。ブルー&ウォッシュチーズに蜂蜜、に通じる技でしょう。
きちんというなら、滋養です。熟鮓という貴重品に、大事な蜂蜜を合わせるのです。それは貴重なお薬以外に、何があるのでしょうか(微笑)。
(★追記:蜂蜜でなくとも、純度の高い甘汁は、丁寧な仕事を足した証と思います。20161215追記)



鮒鮓をパンで挟んでから、軽く炙ったサンドイッチ!
こうすると発酵香気に、炭水化物が熱変成した香ばしい甘さが加わったように感じました。やられたっ…。(笑)

これらの感動に翻弄されている間(笑)の、安定点はからすみでした。旨味、コク、塩味。これもまた、天然と人が成した味でした。

深い感銘をうけた一皿でした。感謝!


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徳山鮓、師走6:熊しゃぶ鍋は脂で育つ(ニッコリ)

2016-12-15 00:23:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★

きゃ~、きました。この白紅のひらひらの、美しいこと!



■六ノ膳
■熊しゃぶ鍋、盛り一回目

ひらひらの、掌サイズの大きな熊肉。月輪熊とのこと。脂の艶々する白さに圧倒されます。



熊肉のおともは、白髪葱のみ。いさぎよい(ニッコリ)。



土鍋がきました。昆布出汁に醤油を加減したものが、鍋つゆとのこと。(え!、生姜も日本酒も無し??、とは私の心の声(笑))
最初に奥さまが、手本を見せてくださいます。

熊肉6枚程を、ふつふつしている鍋に加え、拡げて、一掴みの白髪葱を加える。(わっ! 一気に油滴が、浮かび出します。すごい!)
さくりっと混ぜて、よそってくださる。「色が変わったら、食べ頃です。決して煮すぎず、お召し上がりください。」



香りよい! お肉の脂が醤油をまとった出汁の香りがします…霜降の牛を鍋にしたときの香りに、特徴はちかい!
パクリっ。わ、普通に肉鍋ですっ!

数mm厚のひらひらの薄切り肉、葱……脂の甘さが、まとめた鍋!
いい脂を活かして、他を控えることで、一気に食味をたてているっ。これは美味しい~。
ニコニコして見ていた奥さまが「お肉はもう一皿おだしします。後程、雑炊を召し上がっていただきますので、おだしは1/3は、残してくださいね。ごゆっくり、どうぞ」と、奥へ戻られます。



今度は自分達で、やってみます。しゃぶしゃぶ……すぐに煮えます。
二度目、合計10枚程の熊肉を投入した折の、鍋の面に注目。脂滴がきらきらと踊っています。
葱しゃくしゃく、肉むぐむぐゴックン(笑)。ひと匙のつゆは濃さを増している…。私達は脂を甘く旨いって感じる食性をもっているんだ…砂糖を加えていなくても、と改めて感じました。



三度目に加える前の、熊薄切り肉です。脂の量を抑えて、見える肉色の赤さ。
冷凍して薄切した肉の表面が、溶けて色を見せたのですが…なんて綺麗!
この月輪熊は、ちゃんと食べて運動して身体を作って(→赤身)、冬を乗り切るための服を着るように脂肪を育てて(→白い脂身)。これを使いきって春を迎える積もりだったのかな…。
山で、この脂肪を作るために、一心に食べていたんだろう…どんぐりや栃の実は足りたかな? 足りなくて里をめざすって、アルのが想像できる…。
自然はすごい。生き残るために身体に組み込まれたメカニズムは、なんて合理的なんだろう…。



三度目を食しながら、あれこれと考えていました。ら、二皿目が運ばれました。
そうだ、一心に私もたべなくちゃ。ちゃんと食べて、頑張って生きていかなくちゃ。



かくしてラスト。二人分で24枚程の熊肉をしゃぶしゃぶした鍋つゆは、脂を含んで、白濁や泡立ちがわかります。脂を含むからこそ、昆布出汁に醤油で始めるのだと、体験して解ったことでした。
ついつい、鍋つゆは最初から色香をつけがちですが、肉に力があるか?こそを考えるべきなのでした。雑炊として、つゆを活かす時に、そこからはじまるのだと。



育った鍋つゆ。金茶色で甘旨い。熊脂が育てた液体。
土鍋は下げられて、雑炊にされるとのこと。感謝して見送りました。この食は、沢山の学びを、私に与えてくれています。



あっ! 後先になりました(笑)。
熊鍋のはじめから、お酒はお薦めの三番手、七本槍の純米酒にきりかわっています(笑)。これは滋賀県の日本酒専門酒販店で手にすることができるタイプです。飲んだり食べたりした後の舌を洗う力が増し、鍋の熱感に負けない酒を、三番手に推すのは素敵です。


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