過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

繋ぐ食卓:芙蓉蟹(かにたま)から始まる献立

2019-01-05 23:23:00 | 美味しい食
正月三日、四日の私のお楽しみ。お正月食材を活かしきる献立を考えることです(笑)。
お休みの時期だからこそ、考えて手間を惜しまず(笑)、試す時間があります。
「蟹ほぐし身を活かして、芙蓉蟹=かにたまにする!」から始めた中華気分の献立です。



品書きは、葱焼き餅、舞茸スープ、芙蓉蟹=かにたま、青菜の黄金炒め、ですが、献立した順番で書くと…(笑)。

■蟹ほぐし身を活かして→かにたま
■しゃぶしゃぶ鍋汁を活かして→舞茸スープ
■からすみを活かして→青菜の黄金炒め
■中華に揃えるために→葱焼き餅
■ジャスミン茶



■蟹ほぐし身を活かして→芙蓉蟹(フーヨーハイ)=かにたま

蟹ほぐし身、卵がリッチにありましたから、一気に使いました(笑)。甘酢餡を一塗りして、表面に含ませた後は、自分好みにかけるスタイルです。



蟹ほぐし身、分葱、卵。あとは調味料だけで出来たご馳走(笑)。
甘酢餡がよく出来たので、覚え書きに後程、レシピを起こします。(ニッコリ)



■からすみを活かして→青菜の黄金炒め
こちらは会心の一撃(笑)。大袈裟ですが、単純にうまくいきました(笑)。

[作る]
1)小松菜、ほうれんそうは、5cm長に切り分ける。からすみを、粗くおろす。
2)オリーブ油に、種をとった鷹の爪1本、粗挽きガーリックを一振り。暖めて、一気に青菜を炒める。
3|オイスターソースと半量のからすみで、調味する。
4)皿に盛り、残りのからすみをまぶす。



■しゃぶしゃぶ鍋汁を活かして→舞茸スープ
■中華に揃えるために→葱焼き餅



元日夜にしゃぶしゃぶし、養生した鍋汁を、冷やして濾して、取り置きました(笑)。
味をみて、わずかに淡口醤油で風味を補い、舞茸、梅麩を、煮立てずにさっくり煮て。仕上げに胡椒をガリリっ。
鍋汁の風味を活かすには、グツグツ長時間、沸騰させないことです(笑)。



■葱焼き餅
主食を中華気分に揃えるために、悩みました(笑)。
胡麻油で葱はあり。
ポンッ! 水餅を焼けば、風味を包んで独特の食感になるのでは? …という、考えでした。

[材料]
餅、白葱、釜揚げしらす、胡麻油

[作る]
1)簡単水餅を作る:耐熱容器に餅を並べ、被る量の水をくわえる。2分程、レンジ加熱し、押せば、むにゅっと変形する程度に柔らかくする。
2)白葱の白いところは粗微塵に、青いところは薄い輪切りにする。

3)胡麻油をひいたフライパンに、簡単水餅を話して並べる。
4)葱、釜揚げしらすを盛りかけ、蓋をして、じっくり焼く。途中で、湯を少量さし、蒸し焼きで仕上げる。
好みで、辣油をひとたらし。

表面はカリッと感がでるように、焼き上げます。
うん、うまくいきました。


水餅をご存じでしょうか?
水餅は、ちびの頃の祖母の思い出の味です。鏡餅は割って、揚げてオカキにするものでした。が、祖母には硬かったのでしょう。
普通ののし餅を、カビさせず柔らかく食すために、ほうろう鍋に水につけてありました。むにゅっと柔らかく膨らんだ餅を、薄く菜種油をひいたパンで焼く。わずかな砂糖や、黄な粉をかけるお八つを、作ってくれました。

水餅は時間がかかる……水をかけて、レンジ加熱か、蒸せば、時間短縮できるはず、と思い付きました。(茹で過ぎると溶けていきますから、注意(笑))。


祖母を思い出して、懐かしい気持ちも語り合える、引き継ぐ食でした。
中華気分の実験献立、成功でした(ニッコリ)


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コメント
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