過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

和久傳 如月2:対比が面白い暖かい先付

2017-02-25 12:17:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★



■胡麻豆腐にすっぽん餡をはる

六角に組まれた竹を思うすがしい緑に、はっと胸をつかれました。
暖かい先付です。ふわっと立ち上がる暖かいうまうまな香りにニッコリしました。
茶碗蒸に鼈甲餡をはったかのような気配です。



覗きこむと…。鼈甲餡の奥に、乳白色。全体に薄墨色が重なるような。



おう、胡麻豆腐は雪白、胡麻のこくが深い。とぅるんとした舌ざわり。そして餡は……すっぽん餡、いうならば、まる鍋を餡にした贅沢さです!(笑)
まる鍋というのは飾りではなく、餡には肝やエンペラが入っていました。お匙で宝探しをしているような、うまうまな存在感。
とぅるんと、もぐもぐ。このバランスの対比を面白く食しました。

そうして味わった後に。この器に、他には何を盛るのか、訊ねました。
夏前には、砕いた氷を詰めて、お造りを。とろとろの葛餡をかけた蓮蒸しということもございます。

こんな質問をしても許される。板場を前にしたカウンターは、私の学びの場所、特等席です(ニッコリ)。


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