過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

一年ぶりのもてなしと、快癒を願った夜

2024-09-16 09:46:00 | 旅日記
★20度近くの温度差を乗り越えて、戻りました。もう少し、旅記録にお付き合いください★

一年ぶりに大好きなレストラン La Capannina に出向きました。皆に逢える!と、ワクワクとドアを開けたのに。
先頭にたつ、オーナーのTINOの姿がありませんでした。息子のアランから、7月に転んだことからの顛末をききました。とにかく今は、元気にリハビリしているという、彼を応援するのみと、分かりました。

それから、皆と再会を喜びあって、席につきました。毅然とした、いつものもてなしをしようとするスタッフをみれば、私もシャッキリせずにはいられません。大人は、そうするものです(微笑)。


▪️ラングステン(手長海老)のレモンバターソース
今日のおすすめに、生のラングステンが積まれていたので、楽しみに注文を。
半身に割り、こんがり焼き、大人ほろ苦いレモンソースをかけると。大人で良かった!と思う美味しさです。


▪️オマールのリングイネ
同伴者は、この店のパスタが好きです。オマールの香り、こっくりしたソースの旨みは、確かに美味です(笑)。


最初、私はメインに鶉のローストを注文しました。が、給仕頭のスタッフがキッチンに確認して、笑顔で戻ってきました。私が毎年、好きでオーダーするグラウズが一羽、用意できると!
今年は気候不順か、グラウズをメニューに載せれてなかった、とのこと。それを焼いてくれました。
さばく前の、美しい焼き上がり!


骨を除いて、切り分けて、美しい一皿に仕上げてくれます。手仕事の繊細さ!
見ていると、幸せな気持ちになります。料理をサーブするのは、世界中にある幸せの形、一番簡単な幸せなんじゃないかと、思います。


この島では、沢山の種類の調理野菜と共に供されることが、ほとんどです。
今年はじめて、好みを聞かれました(笑)。ジャージィポテト(小粒の新じゃが)、さや豆のグラッセ、お初のブロッコリーを選びました。


同伴者はお魚グリルを選んでいました。
。。。主人が不在の店は、どこかが回らない時が見えてしまうのです。
私に出してくれるワインは、ずっとTINOが差配してくれていました。そのリストを追って、すすめてくるのでしょう? 少しづつ遅れていくのに、気づいたりします(寂)。


おぅ! 初めて見つけました。このアラザンのような粒は、散弾です。グラウズは狩で得られるから。貰った命は、私が活かしていきます。


同伴者はカラメルを。


私はティラミスとストロベリーを。



小菓子を見ながら。いま店頭にいないけれど、この店をやはり、動かしている気骨の、主人のことを思います。
元気になって!また会えるから、と思いつつ。90になるであろう人の意味も又、考えたりします。それでも、私は再会を信じているのでした。それだけ、このレストランは、私にとって、大切な心の拠り所なのです(ニッコリ)。
▪️La Capannina restaurant, Jersey


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