■ひんやり白玉
歌川国芳の「名酒揃 志ら玉」に習った、紅白の白玉。可愛いくて、素朴な……金魚を想像する、色の組み立て(ニッコリ)。
紙ナフキンを巻かれた、ロング・スプーンが昭和! これは、パフェ用のスプーンな気がします(笑)。
この白玉は、江戸時代の料理本に習って、さらし粉を使っているので、茹でて、お餅のような食感を感じさせます。今の白玉よりも、もっちりしていて。
冷蔵庫のない夏に、冷やして健やかなもっちりは、砂糖水の中で、どんなに贅沢だったことでしょう!(ニッコリ)
この紅白は、白のベースを半分けして、食紅で染めた赤を、あわせて丸めて、作る紅白。
他に、くちなしで、黄色に染めたものもあったと、記録にあって。
浮世絵の一部、錦絵にみる彩り豊かな、江戸の食は、本当にリアルな彩りであったと解る、水物の楽しみでした。
浮世絵展をみてから、余韻に食すのもよし。楽しいコラボ食でした。
■Cafe THE SUN、森タワー52F
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