過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

お料理は…人間の生きる力、幸せになる力、幸せにする力(土井善晴先生)

2019-04-05 06:00:00 | 食に関わる情報本


土井善晴先生のお弁当に関する特集を読もうと、「おかずのクッキング」2019, 4/5、No.221を求めました。
(写真は7頁の一部を撮りました。)

私は巻頭言を大事に思う質なので、最初から頁をくると、おぅ、「放送45周年を迎えて」とありました。

30年以上、この番組に携わってこられたと、紹介された、土井善晴先生の「幸せに豊かに生きることは、料理することだと信じています」と、タイトルされたメッセージでした。

その中に、お料理することについて、胸に届く詞が、ありました。
誰かのためではなく、自分が生きる力なのだと、うたれました。

正しく生きるため、生活者の視点、自分の楽しみ、と、私は思ってきた「料理する」こと。そこには、他にも大事な意味がありました。

そして、「食べることばかりが大事だと言われてきましたが、それ以上に『お料理する』が大切になると思います」と、詞は拡がります。

衣食足りて礼節を知る、になっていない現代、弱い人に寄り添うべき仕事をする私達は、何を教え育てていくのか、人間らしさに何が足りないのか、日々、考えています。
こういう視点で、料理することを、とらえ直してみよう…そう思う詞書でした。

書店でお手にとって、読んでみていただきたい一文でした。(ニッコリ)


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