土井善晴先生のお弁当に関する特集を読もうと、「おかずのクッキング」2019, 4/5、No.221を求めました。
(写真は7頁の一部を撮りました。)
私は巻頭言を大事に思う質なので、最初から頁をくると、おぅ、「放送45周年を迎えて」とありました。
30年以上、この番組に携わってこられたと、紹介された、土井善晴先生の「幸せに豊かに生きることは、料理することだと信じています」と、タイトルされたメッセージでした。
その中に、お料理することについて、胸に届く詞が、ありました。
誰かのためではなく、自分が生きる力なのだと、うたれました。
正しく生きるため、生活者の視点、自分の楽しみ、と、私は思ってきた「料理する」こと。そこには、他にも大事な意味がありました。
そして、「食べることばかりが大事だと言われてきましたが、それ以上に『お料理する』が大切になると思います」と、詞は拡がります。
衣食足りて礼節を知る、になっていない現代、弱い人に寄り添うべき仕事をする私達は、何を教え育てていくのか、人間らしさに何が足りないのか、日々、考えています。
こういう視点で、料理することを、とらえ直してみよう…そう思う詞書でした。
書店でお手にとって、読んでみていただきたい一文でした。(ニッコリ)
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 今日食べたもの