トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オオシオカラトンボ

2010-06-18 | 小父のお隣さん

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 水見回りで棚田の畦に降り立ったらオオシオカラトンボのメスが足元から飛び立ってズボンに止まった。羽が濡れたように輝いているから今朝羽化した個体である。撮影だけして飛び立たせた。

 棚田周辺にはオオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、クロスジギンヤンマが主だけど群れている。その中に交尾飛行しているペアがいて、葦に止まったところを撮影しようと待っていたら離れてしまった。

 雌はそのまま草に止まり休んでいるように見える。雄は雌の近くを飛び続けていて離れない。「もしや?」と思って待っていたら産卵が始まった。雌は飛行しながら尾端を水面に打ち付けていく。

 雄は上空で付かず離れず、他のトンボが近づくと追い払っている。いつもの光景と言えばそうなのだが、今回はなんとか判明できる撮影結果だったことが目新しいのだ。

 ケータイのカメラだから羽の動きは止められないけど、胴体もブレてしまう事がいつものことなので、今回の様に二匹を捉えたカットは腕が上がった気分である。田植えの後で濁った水が背景になったのも幸いしたのだろう。


誰か国技を思わざる

2010-06-18 | 合混で闘作すれば

  相撲の仁苦を 賭博に変えて

  土俵間際の 死股名張る ハア コリャコリャ                弥生姐さん

 甘い軍配 周知の事は

  明日はわが身の 成れの果て ハア コリャコリャ             裏事

 ネクタイを締めた紳士だ触れまいぞ脛の古傷ズボンの倅         厄員

 もののふは恥ずかしながらと降り立った今の物悩夫降りずに立てる  斧打

 武士は潔しとが習いなり今の物悩夫懲りずに立てる           媒胡坐

 名古屋場所寺銭払いそろい踏み                (理事長改め)悠長 

  君知るや呆人となり棲妄界                         与謝内蚊