トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

田某

2010-06-25 | 小父のお隣さん

 『知らぬ振りしてる我へと首伸ばす上の棚田の鴨のつがいは』

 『昼越えてようやく仲間と覚えたり畦で寛ぐカルガモの連れ』

 『月日星我に鳴くのか渡り来て棚田に立てば今日も聞こえる』

 『梅雨模様これがお宿か雛鳥は昨日も今日も生垣に来る』


水見回り

2010-06-25 | 水辺環境の保全

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 雨続きで四日振りの棚田だ。前回変更した排水路(水の落とし口)の様子確認と畦の草刈に出かけたのだが、新設の二箇所は十分に機能していた。

 早苗もやや背丈が伸びたのが判る。水位を下げる前は、増水時に水没してしまい黄色になりかけていたが生き生きと復活した。排水を管でなく溝にしたことで、一気に排水が出来て、かつ仕切り板で最低水位の調節が容易になったから、水の管理は楽になった。

 ただ水深が浅めになったため、水生生物には多少のマイナス要因になっただろう。しかし、畦の草刈りを進めていくと、時折羽化したトンボが舞い上がる。頼りない動きを見ると「悪い、悪い」とおもわず口にしてしまうが、これも仕方がないことだ。

 背の高い草を刈り払ったので、羽化するときに止まる茎が少なくなってしまったが、全くゼロではないので「まっいいか!」で終了。細かいところは会友のW夫妻が処理してくれた。