アゲハの幼虫とは理解したが種類が判らなかった。図鑑で調べたらクロアゲハの幼虫らしいけれど、「食草」のガイドブックではナミアゲハ。写真や印刷では色調で迷うことが多く、小生的には区別なんてどうでも良いのだが、胴体の黒いラインが目立って、ユズの葉にいたのだが目に止まった。
ユズや山椒は、繰り返し産卵されるのでシーズン中は哀れな姿のままである。それでも枯れることなく樹も育っているのが逞しい。
この時期の幼虫だから越冬して来春に羽化する個体なのだろうが、もしかするとこの樹で越冬中の蛹を見られるかもしれない。この仲間の頭部のバンダナ、アイヌの民族模様の様で、なんとも前衛的である。何時みても美しい。
図鑑やガイドブック、はてまたネットの検索で解決まで容易にたどれると思うのは幻想で、必要としない知識は身に入らないものである。鑑別のポイントがあるはずなのだが、そこまで記銘する切実さは皆無だから。