トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オスとメス

2011-11-17 | 小父のお隣さん

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 ジョロウグモの巣に、時折はオス蜘蛛の姿を見る。大きさが大きく異なるから気付く人は稀だろう。この巣の女王様は体長30mm超で結構大きかったが、網の外側にいたオスは6~8mm程度である。比較すれば、女王様の腹部を除いた頭部と胸程度の体長なのだ。

 オスがメスに接近していくところは見たことがあるが、首尾も結末も見たことは一度も無い。交尾の後は食われてしまうのか見たい気もするが、辛抱強く待つなんて事は出来そうもない。

 それに引き換え、報酬でなく歳費で喰い戯れている輩を対極に出すまでも無く、オス達の命を賭した健気な辛抱強さと、こころざしと言うべきか、ことに当たっての覚悟には脱毛、いえ脱帽である。小父さん的には「脱毛」と言いたいのだが、事象が発生する条件を欠く、野田。


*月

2011-11-17 | 感じるままの回り道

         雁の声東に月は寝て昇る

         口角を上げて微笑む西の月

         受け皿と見紛う月に団子なし

         明星を逃がして月は細りゆく