トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマユリの種子

2011-11-19 | 今日は真面目に

Photo_9  前回、たどり着けなかった急斜面のヤマユリの株を探しに草薮に入った。3株だけだが発見することが出来てホッとした。

 人工授粉した株だが、全てが結実した訳でもなく種子の入った鞘をつけているのは一株に一個程度である。それでも種子の量は膨大だから、熟したら採種して適地に直播する。

 採種時期にはもう少し日数を要するから、周囲の草刈りをして入りやすくしておきたい。ともかく、まだ脚の操作性が悪いから、たかだか一ヒロ程度の斜面を登るのも大変なのだ。


危機一穴!?

2011-11-19 | 水辺環境の保全

Photo  帰宅する前に様子だけ見ようと立ち寄ったトンボ池の水位がない。本来の流路に取水堰付近から漏水していたのは承知だったから、取水堰下部を見るとやっぱりだった。漏水量が多くなっている。

 取水菅の周囲から漏水して、埋設する時の鎮圧不足が遠因なのだけれど、硬い粘土質の土層は踏み固めた程度では密着しない、という事に尽きる。

 とりあえず、素手で土を押し込んで漏水を止めたが、一度掘り下げてやり直ししなければいけないだろう。導水路に濁り水が流れ出したら、早速メダカの群れが遡上してきた。姿は見えなくても波紋で群れて来たのが判る。

 それにしても池の減水が半端でないから一回りしたら、やっぱり池にも漏水孔があった。ドリンク剤の小瓶がスッポリと入る直径だ。チョロ水しか流入しない現在、これでは水位を保てるわけがない。道具の持ち合わせがないから、長靴のかかとで周囲から押し潰して応急手当をする。何のことは無い、危機一穴でなく二穴だったのだ。 

 明日から雨、これで水位は回復するだろうが、葦の根茎による漏水は始末に困る現象だ。横に走る地下茎が腐食すると漏水トンネルが出来てしまう。