トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今時のトンボ

2011-11-05 | 小父のお隣さん

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 数は減ったが、回復させた水辺にはノシメトンボが連結して泥に産卵に来る。イトトンボ類は一種だけ時折見かけるが、ホソミオツネントンボだろうか。飛び方は弱弱しく飛翔距離も短く、「日光浴したい!」、そんな風情だ。

 水辺には、もう一種類のアカトンボがいるが、これは小振りに見えるからナツアカネではないだろうか。♀は目立ち難いので見かけるのは稀で、ようやく一枚撮影した。

Photo_4  どういう訳か、家の周りで見かけるのはミヤマアカネで、これはフイールドでは見かける事がない。

 どのトンボも気温が低くなったせいか、日あたりの良いところに止まって、小さな虫が近くに来ると舞い上がり捕獲する。こんなことの繰り返しが目立つ。静かに見物していると、大概同じ位置と向きに落ち着くが、時折はケータイを構えた腕や肩に止まる。そこを撮影しようと試みるのだが、今の所は全てが空振りだ。


水泥地の手入れ

2011-11-05 | 水辺環境の保全

Photo_8 Photo_7 渇水期に入って、泥水地の絞り水に頼っている部分が干上がってしまった。

 ここにも越冬を控えた水生生物がいるから乾燥させる訳にもいかず、当初、一段高かった水位の部分だったが、二段目の水の潤沢な泥水地と水位面を合わせる事にした。

 棚田跡の緩い傾斜地で土掘り作業を減らすために段差をつけたのだけれど、今になって修整するとは思わなかった。まあ、この水泥地を構築して最初の冬だから、年間を通しての水加減は知るわけは無い。

 そう考えて掘り進んだが、これが結構きつい。休息がてら泥の上を眺めているとヤゴや豆カニがけっこう生息している。動かないと全く判らないけれど、時折前進するので、泥が動いて判明するのだ。しゃがんで飽かずに見る小父さんもどうかと思われるが、ようやくしゃがむのも短時間なら出来る脚になった事を喜ぼう。


飛行船

2011-11-05 | 感じるままの回り道

Photo_2  拠点で作業中、聞きなれないエンジン音が響いてくる。ヘリコプターや軽飛行機の様な出力のある音でなく、農業機械のエンジン音に近い音だった。

 想像もつかなかったが接近してくるので空を見上げていたら竹林の切れ目に機体が見えた。操縦席の頭部は視認出来たから数百メートル程度だったのだろう。

 ケータイを構えた時には竹の陰に隠れてしまった。その後、音が再接近してきたから待ち構えていたのだけれど、コースが遠くなって飛行船と判る写真しか撮れなかった。

 機体の文字を見ると、今、開催されているイベントの宣伝だったようだ。初日だけの飛行だったのか、翌日以降の飛行は見ていない。