数は減ったが、回復させた水辺にはノシメトンボが連結して泥に産卵に来る。イトトンボ類は一種だけ時折見かけるが、ホソミオツネントンボだろうか。飛び方は弱弱しく飛翔距離も短く、「日光浴したい!」、そんな風情だ。
水辺には、もう一種類のアカトンボがいるが、これは小振りに見えるからナツアカネではないだろうか。♀は目立ち難いので見かけるのは稀で、ようやく一枚撮影した。
どういう訳か、家の周りで見かけるのはミヤマアカネで、これはフイールドでは見かける事がない。
どのトンボも気温が低くなったせいか、日あたりの良いところに止まって、小さな虫が近くに来ると舞い上がり捕獲する。こんなことの繰り返しが目立つ。静かに見物していると、大概同じ位置と向きに落ち着くが、時折はケータイを構えた腕や肩に止まる。そこを撮影しようと試みるのだが、今の所は全てが空振りだ。