草もみじツマグロヒョウモン独り占め
ふじばかまアサギマダラは日に三度
ノササゲに脚を引かれる糸の蔓
ミズヒキと紅葉を競うヤマアカネ
ひょうたん池の保水力がシェルターを掘り下げてから弱くなってしまい、水位の低下が早くなってしまった。
地盤は硬い粘土質で、雨水頼みの池だから泥土の生産が悪く、結果的に水漏れを防止する微粒子が出来ないのも一因である。
そこで集水路の一角に出来た湿潤な泥土の部分と池を幅広くつなげ、泥土の流入を促し、合わせて湿潤な部分の水分をも頂こうと、パイプでの導水を止めて通路を分断する溝切りを施した。
ゆくゆくは、写真手前の湿潤な部分にまで池を広げる心算なのだが、今の所は通路に溝を切っただけなので、飛び越えるのが嫌ならば池を迂回して通ってくれるだろう。少しづつ拡幅して梅雨の頃には拡幅終了に持ち込む算段である。突然、池を迂回させられるルートになっては目くじらが立とうというものだ。池に鯨はいないのだけれど…。