朝方は雲行きが怪しかったせいか、フイールドは人っ子一人居らず静かな一日だった。燃料のガソリンを購入し、ようやく発電機が動いた。
今日は迫ってきたイベントの体験工作用巣箱の下処理を行う。当初は設計図だけで、部材取りから体験させていたが、幼児・児童が主な対象になってしまい、部材は当方で切断し釘打ちだけになり、今回は釘打ちからだが下穴をあけておくことにした。
最初から体験させたいのだが、スタッフの数と時間の制約から致し方ない。釘の下穴をあけて部材の確認と不良品の取替えも行って終わりとする心算だったけれど、半端ながら板切れが出たので、ダウンサイズで巣箱の完成品を作成する。サイズはシジュウカラ用にギリギリの大きさで、部材も揃っていないから、組み合わせもそれぞれ異なる。
体験工作用のセットとしてイベント当日に出品しても良いのだが、バラバラの部材寸法のセットが混じってしまうと収拾がつかなくなる。完成品で売れなければフイールドに掛けるだけである。