トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

業を煮やして

2013-03-24 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Photo  棚田跡を覆った、葦やクズ、ノイバラの藪を刈り払って築いたトンボ池や食草園、泥水地などに、植生の早期復活や景観、環境も考えて木本草本とも植えこんできた。成長し目に付くと「有用植物」から被害に遭う。

 特に鑑賞や食材に適するものが狙われる。採り尽くす側は「野の物」とか「山菜」程度の認識なのだろうが、保全や手入れをしている側には、腸が煮えくり返る所業である。

Photo_3   義兄の葬儀で逢った兄に、ぼやき話をしている中で、ヒントをもらったのが「鳥居」である。「放尿被害」や、最近では「不法投棄」にも使われる事があるから、フキを植えこんだ食草園と泥水地に立ててみた。効果の程は、これからシーズンになる「タラの芽」や「フキ」で判るだろう。

 以前に建てた藁人形は、今や朽ちかけているが、そのせいか近くのフキノトウは無事だった。こういう構築物を公共の場に持ち込む賛否もあろうけれど、保全したい側の唯一の防御策なのである。これに頼っても、原発の「神頼み」のような被害が出ることは皆無なのである。


南無阿弥陀仏

2013-03-24 | 感じるままの回り道

Sn3d1152  作業をしていたら母子二人が寄ってきて、「駐車場のカエルは車に轢かれたのですか?」と言う。そんなカエルは気が付かなかったので、案内させると写真のヒキガエルだった。

 すでに左脇腹は破られて、肋骨の破損もあらわだった。傷跡から獣による被害でない。アオサギが頻繁に姿を見せているから、アオサギによるものだろう。

 幼児もいるから、理解できるように一通りドラマを話しして、「いっぱい卵を産んで、頑張ったお母さん。天国に行くから埋めるね。」と、極楽とんぼの小父さんも結構大変なのである。