泥水地の最終段が水を失ってしまった。浸食溝を削り、基盤の上に水を溜めた場所だから、底にを傷つけると容易に水を通してしまう。
今回の原因は、先日に施工した水深を保つための丸太の埋設が誘因なのだろう。流入が少ないとはいえ、この上部の池には十分溜まっている。
午後から降雨の予報を聞いて、防水層の再生に取り組んだ。基盤層に残るスコップで掘り取った凹凸を唐鍬で平坦に削り、上の泥土とともに足で練って泥化させる。水が不足しており、泥土を起こしたままで中止したが、今夜の雨で貯水できるだろう。
作業中、「棚田かね?」と話しかけてきた親父さん。ひとしきり放獣され増えた猪の被害と動物愛護団体への不満を言ってから、「ここは水の枯れることはあるのか?」ときた。「御覧の通り、年間数回はある。」と言うと、「枯れなければ金魚を放すのに。」と言う。もう、オイオイである。