トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

処理と扱い

2013-03-13 | 小人閑居して憮然

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 バーストさせてしまったタイヤ交換を待つ間、近くの河川敷を散歩していたら松並木が見えてきた。この並木、落枝、落葉で物議をかもしだした並木なのだが、顛末は知らない。

 本はと言えば、管理当局の思慮分別・常識欠如に起因すると思っているのだが、下枝を伐られた松は、すでに松の風情がない。その昔、新潟平野の風景を形作っていたハンノキの並木に似て、小生にはなつかしい立ち姿になってしまった…。実家のハンノキ並木は耕地整理で消失した。

 この松の処理、そもそも造園業者に委ねないで土木業者に任せたのが間違いだ。景観的にも松の風情を失って、クレームの原因除去とはならず、高いところからの枝葉を落とし続けることになる。「餅屋は餅屋」である。

 数百メートル上流の松並木は、今回の騒動顛末の中に入っていないようだが、見れば高さが抑制され、一部は松の風情を保っている。素人目にも「なんでこうなるの!」と思ってしまった。かの一本松も「復元保存」と言っているが、あれは「レプリカ」だ。加工業者の談によれば「不世出の良材」だったとか…。丸太で保存すべきではなかったか…。


*過ぎ去った季節

2013-03-13 | 感じるままの回り道

               寒の入り冬芽は固く地も固し

               裸木の中でクヌギはボロまとう

               サンザシの実も減りたるや寒の明け

               寒明けや二十一度の馬鹿陽気

               寒戻る霜をまぶしてフキノトウ