トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ナウシカの飛行艇

2013-07-28 | 小父のお隣さん

Photo_4  フイールドでツクツクボーシとミンミンゼミが鳴いた。ツクツクボーシは既に鳴いていたのだったか記憶があいまいだ。

 帰ろうとした車のリアウインドゥにいた昆虫。開張は10mmほどだ。頭部は蝉に似ているから、蝶のサイズを表す開張を使うのもどうかと思うけれど、素人には怖いものなどない。

 ウンカの様に吸汁する生物なのだろうと推測したが、名前はこの際置いといて、「風の谷のナウシカ」に出てくる爆撃機を連想した。「コナン」だったかもしれないけれど…。

 フイールドの駐車場にあるアジサイの花首を落としていた時にも枝にいたから、そんなに珍しくもないかも。まあ、造形美の一つとして見た次第。


柿の刈り出し

2013-07-28 | 今日は真面目に

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 コース整備中に見つけてしまった柿の木。胸高径約30㎝、樹形だけ見ると柿とは思えないけれど、周囲を孟宗竹で固められてしまっては、生きるのに精いっぱいだったはず。

 コース脇だし、実も紅葉も楽しめるから、コースより優先して刈り出した。切除した孟宗竹は大小合わせて40本余り、切り倒すだけなら造作もないが、3分割して枝を払い集積する、この労力が大きい。Photo_3

 たまたま、侵入竹林内に集積する事で、枝払いはその脇で行ったものの、日射は避けられたが藪蚊に囲まれたままの作業になった。森林作業用の携帯蚊取りを使用していたから、上半身には少なかったが、下半身には数匹が何時もまとわりついていた。

 さて、かの柿の木、樹冠に触れる孟宗竹は全て切り倒したが、その処理中に、まだ形の残っている柿の実を見つけた。最大径4センチほどで、言うまでもなく「渋豆柿」のようだ。周囲にまだ3本生きているが、これらもきっと渋豆柿の可能性が高い。


アオスジアゲハの産卵

2013-07-28 | 小父のお隣さん

Photo_3  汗を拭いているところにアオスジアゲハがやってきて、足元の幼樹に産卵した。腹部の先端を葉の裏に接触させ1~2秒の早業だった。

 なおも舞っているから「産卵継続」と読んで、ケータイを構えていたのだが結局は葉に止まる事もなく去った。葉の裏には一個だけ卵があったけれど、この実生の幼樹、葉の総数が10数枚しかないのだ。蛹になるまでに必要な枚数には遠く及ばない。

 小生、アオスジアゲハの産卵は初見で、孵化すれば幼虫も初見である。産卵した樹種はクスノキではなかった。葉から推測するとタブノキに見える。図鑑にはタブノキも食樹とあったから、それは良いのだけれど、餌が足りない…。