トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

生き長らえる条件

2013-07-29 | 性向有毒の翁なれば

Photo_4  谷の入り口、農道わきの斜面にヤマユリが開花した。すでに数日を経過したが残っている。この地点から10mほど行ったカーブで開花したササユリは、翌日には消えている。

 この株も盗掘に遇うだろうと思っていたのだが、意外なことに長らえているのだ。車で通ればボディすれすれ、歩行者ならすぐ触れる位置にある。

 長らえている理由を考えてみると、農道をはさんだ向かいは畑で、日中は誰かしら作業している事も多く、手前には左に入る道があって、NPOの事務所があり、二階から視認できる位置である。かのササユリはカーブの先だったから死角になる。

 こんな理由で生き残っているのかと思うと、行き帰りに眺めながらため息がでる。


これはまずい!

2013-07-29 | 小人閑居して憮然

Photo  庭のウマノスズクサは、再萌芽した蔓も全て食い尽くされ、今は三回目の伸長中で30㎝程に伸びてきた。それにしても毎年数回も地上部を食い尽くされても元気なのはすごい。

 朝、たまたま目に留まった葉には7個の卵がある。通常は葉裏に一個づつ産卵していくし、表に複数個の産卵は初めて観察する。

 食草がある間、ジャコウアゲハの飛来は多く、そのためジャコウアゲハの特徴だけは覚えてしまった。黒系の翅だけれど、角度によっては、他のアゲハより白っぽく縞模様があるのだ。

 庭のウマノスズクサは萌芽すれば産卵されてしまうけれど、フイールドのそれには産卵は皆無だ。理由は不明だが、最初の産卵時は難民として移住させてもらった。今回も難民として移住させようかどうか…。


今日のトンボ

2013-07-29 | 小父のお隣さん

Photo_3  これは間違いなくアオハダトンボだろう。腹部がメタリックカラーの濃緑色をしている。決してブルーシートの色を写している訳ではないのだ。前回のトンボは腹部まで黒色だったからハグロトンボ。この程度の違いでも素人目にはまごつきが出る。Photo_4

 ブルーシートの色を写してアオハダトンボと言っている訳ではない証拠が右の一枚だけれど、「それがどうした!」と問われれば、どうもこうも無いのが実態だ。単なる一人遊びの世界で、自ら親しみ自ら楽しむ…まあ、そんなところなのである。

※と思っていたら、どうも間違いらしい。アオハダトンボの生息地は限定されていて飛翔範囲にはなかった。となると「ハグロトンボの♂か♀か?」。進退窮まることが多い。トンボの身体極めて無い…。美空空空、可愛いトンボ・・・で済まそう・