トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*形見分け

2013-07-15 | 今はうたかた

              米入れた衣類小包形見分け

              形見分け着て山に入る夏至の朝

              現世か形見分け着つ梅雨の空

              入梅にメガネも湿り着る形見

              義兄の形見と着替え汗を取る


暑い時こそ「今でしょっ!」

2013-07-15 | 今日は真面目に

Photo_3  三日月池の脇、尾根の突端になる崖地の刈り払いが終了した。ほとんどが真竹の再生竹で、孟宗竹より後処理の手間暇は格段に多い、厄介な生態である。

 5メートルほどの急斜面で刈り払い機を操作するのは、真夏日の中では楽ではないけれど、暑い盛りだからこそ「今でしょっ!」と言い聞かせつつ刈り終えた。刈り屑は倅が集積してくれたので、見た目もすっきりとなった。

 


病変広がる

2013-07-15 | 感じるままの回り道

Photo  初作付けした再生田の病変が三枚目まで広がったが何かおかしい。

 よく見ると、三枚目の中央部で左右の健全さが異なるのである。写真では畦の中央にある竹棒の左右になる。

 考えずとも理由は明白だった。病変に侵されている部分は、環境教育のNPOが親子で植えつけた部分で、健全な半分は、それより一週間早く里山保全のグループが田植えした苗だ。

 同じ田の中で出所の異なる苗があり、一方の苗が病変を蔓延さしている。本来なら、こんなになる前に殺菌剤を散布するのだろうが、見回りもしない「植えっ放し」のお蔭で周辺の生物は汚染を免れている。造成した小生にとっては「棚田風」だけれど、本来は生物保全の水辺なのである。

 今日、自宅の周囲でアブラゼミとクマゼミの鳴き声を聞いた。小生は初聞きなのだが、フイールドではまだ鳴いていない。ニイニイゼミは鳴いているが、市街地より気温も地温も低いのだろう。当たり前か…。