米入れた衣類小包形見分け
形見分け着て山に入る夏至の朝
現世か形見分け着つ梅雨の空
入梅にメガネも湿り着る形見
義兄の形見と着替え汗を取る
初作付けした再生田の病変が三枚目まで広がったが何かおかしい。
よく見ると、三枚目の中央部で左右の健全さが異なるのである。写真では畦の中央にある竹棒の左右になる。
考えずとも理由は明白だった。病変に侵されている部分は、環境教育のNPOが親子で植えつけた部分で、健全な半分は、それより一週間早く里山保全のグループが田植えした苗だ。
同じ田の中で出所の異なる苗があり、一方の苗が病変を蔓延さしている。本来なら、こんなになる前に殺菌剤を散布するのだろうが、見回りもしない「植えっ放し」のお蔭で周辺の生物は汚染を免れている。造成した小生にとっては「棚田風」だけれど、本来は生物保全の水辺なのである。
今日、自宅の周囲でアブラゼミとクマゼミの鳴き声を聞いた。小生は初聞きなのだが、フイールドではまだ鳴いていない。ニイニイゼミは鳴いているが、市街地より気温も地温も低いのだろう。当たり前か…。