トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

浸食防止策

2015-04-02 | 水辺環境の保全
 食草園の脇を流れる流路の右岸の浸食がすすんだ。これ以上の放置は植栽地まで被害をこうむるから応急的であるけれど護岸を行った。
 丸太で本来の流路の幅を決め、失った部分の埋め合わせは除去したカサスゲの根塊を積んで補修する。玉石などあれば理想的なのだけれど、有るもので間に合わせるしかない。カサスゲはトンボの羽化台として水辺に導入しているが繁殖力旺盛で範囲制限するのに手間を要する。流路に進出すると1シーズンで流路を埋め尽くすほどにもなる。
 終わりの無い除去はしたくはないのだけれど、その強靭さが土壌侵食を防いでくれれば罪滅ぼしだ。
  浸食具合   護岸丸太を固定    根塊で埋め戻し

*ヒキの春

2015-04-02 | 小父のお隣さん
       昼に発つヒキは卵を陸に曳き
       下剋上水田濁らしヒキの群れ
       相聞歌なしに情成るヒキの愛
       水底を曳いて幾筋ヒキは産む
       姿なく地に産歌満つシュレーゲル