トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

送水復旧、次善の策

2015-04-28 | 水辺環境の保全
 取水升からの送水管が埋まっていて最初の1本から通水していない。崩れた土砂の圧力で潰れた可能性もあるのだがポンプで水を圧送し復旧を試みるためにパイプを埋めた土砂と倒木を処理せねばならない。事前の準備として倒木だけ処理し作業しやすいようにした。
 取水升から40m離れて最初の継手があり、ここにポンプを接続し水を逆走させ通水を確認する段取りだ。掘り出せば取水升に取り付けたバルブを外せて好都合なのだけれど、スコップで掘り下げるには土砂の量が多すぎる。ここは次善の策で行うしかない。
 作業前  ➡   作業後

カエルツボカビ症では無かった!

2015-04-28 | 小父のお隣さん
 上の池の吐水落ち口のプールに2体の蛙が沈んでいた。大きい1体は表面が白くカビに覆われて種類は判明しない。小さい個体はタゴガエルだった。
 水から引き上げて観察する。小さい個体の片足は骨折して腹部に大きな傷がある。これが致命傷になっただろう。大きい個体は水をかけてカビを洗ったら表皮が出てきた。緑色をしていてまだ滑らかさを保っている。数年前に周知案内があった「ツボカビ症」とは異なる皮膚の様子だ。この個体の死因は不明だけれど2体ともツボカビ症では無いと言って良いだろう。
 腹部を損傷した個体はカラスやサギ等の鳥類による損傷に思える。カラスがシュレーゲルアオガエルの鳴き声を頼りに捕獲する場面は度々目撃しているから、タゴガエルも同じ理由と思う。ツボカビ症ではなくて良かった。事後、資料検索したら「日本の両生類には抗体があった」の記載。ドットンパラリン、鍋の底ガーラガラっ!。