明日はわれ明日は見舞うと思へやも我が大君は皆名忘れぬ
明日香川明日だに見むと思へやも我が大君の御名忘れせぬ 柿本人麻呂
発つ肩に降り置ける雪は常夏に消ゆも渡りて祈るペリリュー
立山に降り置ける雪の常夏に消ずてわたるは神ながらとそ 大伴池主
不二波の影なす海の底清み沈く御霊も玉と仰ぎ見
藤波の影なす海の底清み沈く石をも玉とそ我が見る 大伴家持
風に揺る花白菊を袖に受けて君は御跡にしのひつるかも
風に散る花橘を袖に受けて君が御跡としのひつるかも 詠み人不詳

発つ肩に降り置ける雪は常夏に消ゆも渡りて祈るペリリュー

不二波の影なす海の底清み沈く御霊も玉と仰ぎ見

風に揺る花白菊を袖に受けて君は御跡にしのひつるかも

上の池のオーバーフローを構築し1昼夜経過してもオーバーフローの前面に湛水しない。既設の堤で保っているだけだった。理由ははっきりしているから杭や埋もれ木のある部分を掘り返し取り除いた。案の定、水が逃げていく。更に周囲を削り新たに山土を投入し踏み固めた。
杭や横木は土壌の崩れや浸食を防げるが漏水には無力だ。ましてや埋もれてしまうと土の密着を妨げ漏水路を形成しやすくする。そればかりかこの部分は基盤土にまで漏水孔があって難渋した。水際を基盤土層と直接触れさせずに丸太と土嚢で防衛線が必要だった。既存の土嚢堤と新たなオーバーフローの間に山土を大量に投入し両脇と底部の漏水孔まで防御距離を作った。腰が悲鳴を上げ始めたから撤退したが、指折り数えるともう2か月も土木作業だ。納得…。
湛水しなかった
作業後
杭や横木は土壌の崩れや浸食を防げるが漏水には無力だ。ましてや埋もれてしまうと土の密着を妨げ漏水路を形成しやすくする。そればかりかこの部分は基盤土にまで漏水孔があって難渋した。水際を基盤土層と直接触れさせずに丸太と土嚢で防衛線が必要だった。既存の土嚢堤と新たなオーバーフローの間に山土を大量に投入し両脇と底部の漏水孔まで防御距離を作った。腰が悲鳴を上げ始めたから撤退したが、指折り数えるともう2か月も土木作業だ。納得…。

