トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**しばれる身

2015-04-11 | 大震災
 身ひとつ船と覚えて浮かせれば里は紅蓮に沖は漆黒
 山々の形おぼろに雪は降る瓦解の町に白布掛けたり
 日も暮れて薪となりし町並みは雪降る空に炎吹き上ぐ
 この郷の津々浦々を覆い行く雪は天より怒涛沖より
 冬過ぎて春来れどもこの日ゆえ心は戻る厳しき冬に
 浪は来る雪の降る中逃げる身の足は進めど気は後ろ髪

春の野遊び

2015-04-11 | 遊び子は
 気温が20℃を超えるとさすがに「暑い!」と思えるけれどフイールドに来る母子たちは未だに冬支度である。それでも周囲は桜も終わり裸木にも新芽が萌え出している。野遊びで最初に訪れるのはおおむね水辺で「オタマジャクシ」狙いのようだ。一通り遊ぶと原っぱ部に異動してタンポポで遊んでいる事も多くなった。
 原っぱ部はニホンタンポポが増え、日差しがあると原一面に黄色い絨緞を敷いたように見える。徐竹し藪を払った後は何もなかったのだが、刈り払いを続けてタンポポ原っぱが出現した。クローバーもコロニーをつくっているからころころする親子もみられるが、投稿は遠慮しなければならん。コロコロするからコロニーなんだろう…。
  水辺で遊ぶ     タンポポ野原

*花びらを追う

2015-04-11 | 感じるままの回り道
         日向ぼこ花びらを追う食後なり
         花びらの鬼ごっこかなじゃれ廻り
         花びらは缶蹴りするよに遊び舞い
         花びらはフアンのごとく車追う
         愛でられて散れば車を追いかけり