トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**厭離慧徒 欣求焦土

2015-04-14 | 性向有毒の翁なれば
   観念の殺戮焦土造作なき偶人崇拝判らぬ観念
   経文を解す汝は汝が業の闇に囚わる解と知らざり
   行く道は火獄の衆徒の他はなし水と緑の楽園は無し
   火器で喜捨破壊の果ての断食を強いる衆徒に門は開かぬ
   聖地には寄れぬ非道を重ねたる汝が告白は何を以てか
   厭離慧徒欣求焦土か予言者の曇る瞳に硝煙世界

落とすまで帰れない

2015-04-14 | 今日は真面目に
 地滑りで傾斜した残りの3本の除伐を開始する。3本とも掛り木になる状態で手を焼く事は予想していたが予想通りになってしまった。
 最初の一本はすでに崖の上で掛かっている。滑って斜面に落ちて欲しい気持ちがあったのだが聞く耳はなかった。チェーンソーを入れたが折り切れずに残ってしまった。やむなく楔を取りに車に戻り楔を打ち込んでみたものの用は足せない。重心が大きく偏移してしまったのを楔で処理できる訳もない。
 もう牽引器しかないと道具小屋まで取りに行き曳いてみたけれど、最初の木からは外れたものの斜面に落ちない。崖の上まで確認に行ったら腕の太さほどの立ち木に掛かっている。いったん鋸を取りに下まで下がり立木の切断を始める。お互い合掌状態だから立木に鋸を入れれば暴れる可能性もあるし作業位置は落下点だ。危険なことは明白だけれど、崖の縁で幹を支えてくれそうだから「直撃しない」と予測し処理したがひやひやであった。
 ようやく斜面に落ちて一段落。もう枝払いする気力も元気も無く翌日以降の作業にした。残りの2本は不要不急と結論付けて意欲が戻ったら伐採する事にした。崖地での掛り木処理は体力気力を消耗する。
  作業開始    2回目の掛かり    ようやく落ちた