
フイールドに定植したキジョランの生育が不良だ。既に5~6年は経過しているのに背丈は1尺程度のままである。庭の1本は70㎝程になったが生育は不良としか言えない。理由や原因を考えても土壌環境によるものとしか思えないので、今回、崩壊地から土を運び客土した。
自生地では腐植土層のある場所で育っていると聞くが、客土に腐植土を使えないのが困る。周囲より腐植質の多い土を入れると日を於かず猪の掘り返し被害に必ず遭ってしまうのだ。ポット苗を定植すると用土に腐葉土が入っている事で必ず掘り返される。そんなことで腐植質の豊かな客土が出来ない。それでも田圃跡地の粘土質土壌より歓迎されると考えたい。