トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**ぼっち賛歌

2015-04-19 | 合混で闘作すれば
 お座敷きても大尽ぼっち
       ぼっちの隙間を鳴り染める ハア コリャコリャ     
弥生姐さん
 未来永劫宇宙の真理    
       ぼっちで産まれ墓地に埋む ハアコリャコリャ      
寂聴
 ボチボチとぼっちの高み山ぼっちだいだらぼっちに高ぼっち   山ガール
 ぼちになりますワンコインコンビニ弁当立ち喰うぼっち       トロル小父
 屯スマホ遅れぼちとは是いかにぼちでも道は世界に通ず     クラーク先生
 ぼっち嫌群れるも苦手ハムレット薄切りハムはアウトレットで   たけし
 のびた君一人ボッチャで汗をかく               しずか
 古寺や由緒正しきボチの影                  蒼石
 古池や先祖代々同じ音                     黄泉蛙
 現世の出入りの門はぼっち門                 路断
 ポチありて花咲爺さん果報あり                小柴秀吉
 漱石も芭蕉も言ったぼっちなり                ぼっけもん                

わっぱかだー!

2015-04-19 | 水辺環境の保全
 「これで林内作業に入れる」と思うと少々気が逸る。氷結しなくなった時点から指折り数えて2か月半、ようやく水辺の改修や補修が終わった。ビジョンはあってもあくまで脳内だけの事、スケッチや段取りなど周辺で必要な項目の検討など何もしないままの作業だ。
 終わってみれば「大改修」で、独力でよくやったものだと思わざるを得ない。後継者の出現などあてにならないから「10年は保ちたい」水辺の構造を心がけた結果でもある。
 上の池の漏水部分を遠ざけるための護岸作業が最終段階になったが、水際の安全性にもかかわってくる構造なのでそれなりの質は外せない。至近の尾根にあるヒノキ林から小径木を除伐し、1本は水際の護岸用、1本は杭用として加工する。護岸は3m材3本を並べた。これにより四角い池の大きさが概算できた。1辺は約15mで水面面積は225㎡相当になる。今回のオーバーフローの改修で水深も増えたが平均すれば50㎝程度だろう。貯水量としては想定120㎥くらいか…。
 水深が増え、水際が傾斜面では滑って危険も増すから丸太の護岸は足元を固めるためにも必要だった。日当たりの良い北側の水際線だけだけれど、たまたま漏水部分があって、カエルの産卵やオタマジャクシ、メダカなどは日当りのよい浅瀬に群がるから、その点も考慮して浅い部分も用意して「わっぱかだー!」
 ちなみに「わっぱか」とは郷里の方言で「これで終了」と記憶していたが、調べてみたら「仕事の割分」とあった。小生の記憶とずいぶん異なる。
  用材の調達   北側の護岸   浅瀬部分