トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*大本営の系譜 4

2015-09-06 | 性向有毒の翁なれば
 礎に苦肉の策も出来ぬ役       過走現実

 情けなかああ情けなか情けなか    馬笑

 メビウスの輪で出来ておる五色の輪  解析

 エンブレムぶれ延々とエンドレス   循環社会

 責任者抜群利益パスまわし      先輩の格

 要するにネタ次々が火消術      処世術

 ネタを喜捨すれば記者らは次へ行く  方便

 責任は悦銭五輪で葉書大       見識

 歌舞伎者亡国羽織背負って見栄    伝統芸

 だるまさん転ばぬゲーム鬼は居ず   四民平等

今日のトンボ「指乗りトンボ」

2015-09-06 | 小父のお隣さん
 路肩の苔の上に赤トンボがいる。真っ赤で細身の腹部が綺麗だったから顔を覗いたらマユタテアカネだった。顔さえ確認できれば小生でもマユタテアカネは確定できる…とも限らず、眉斑が三角形のトンボもいるので結局は判らない。今回は個体はマユタテアカネだ。
 指をソーッと近づけても飛び立たず前足の下側に指を押し込んだら指乗りしてきた。指をくるくる回転してトンボを落とした事は無いが、たまには指乗りも楽しめる。

ギョッ、でなくて虫目…

2015-09-06 | 小人閑居して憮然
 家に入ろうと鍵を差し込もうとして違和感があった。視線を落として「ギョッ」とした。怖いものでも危険なものでもないが意表を突かれ注目してしまった。
 スズメガ類の幼虫、おそらく終齢幼虫と思われる巨大な芋虫が鍵穴の下にいたのである。ご丁寧にも糞を二つくっつけてだが注目せざるを得なかったのは水玉模様なのだ。
 尻に角を付けた芋虫は子供のころから胡麻の収穫時に嫌になるほどお付き合いしているので何ともないはずなのだけれど、写真のような丸印模様は苦手だ。少年のころ、雪洞を掘り中で火遊びなどしたものだが、天井や壁面に指で窪みを入れたことがあった。装飾のつもりだったが出来上がりは「不快感」しか感じられなかった。きっとその「心的外傷ストレス」なのだろう。
 そう言えばエノキで繁殖していた全身水玉模様の幼虫、これも気味が悪かったが生地の水玉は何ともないのが不思議である。