トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アサギマダラ初見かと…

2015-09-28 | 小父のお隣さん
 拠点を下る途中、蝶の飛翔が目に留まった。「アサギマダラだ!」と早速確認の撮影をしようと動きを止めるのを待つのだが落ち着いてくれない。小生の僅かな動きにも敏感に反応してケータイのピントが合う時間も留まってくれなかった。次第に高い場所に移動して、ついには視界から消えてしまった。
 目で追いながら感じたことが一つ。「アサギマダラにしては黒が濃すぎる」と言う事で、自宅で図鑑を見ながら思い起こしてみてもアサギマダラより「アカボシゴマダラ」に近い印象だった。後翅の色彩は大きく異なるから普通の人なら間違わないのだろうが、なにせ「近いところから薄れる」世代である。写真を撮れなかったのが悔やまれる。そのアカボシゴマダラだが図鑑では(奄美大島)と標示があった。今日見たのは何だった…。

水難の相…

2015-09-28 | 小人閑居して憮然
 「こだわるな!」と釈迦牟尼は諭したそうだが小人はこだわらずにはいられない。昨年10月の水源地崩壊の後、泥水池の干上がりを防ごうとシャカリキになって作業を続けてきたが、客観的に振り返れば「こだわり」そのままの経過である。根本的問題として「導水堤」が破壊されたので、この通水維持作業は延々と終わりが無い行為と言えるし、まあ、河原での作業は「三途の河原での石積み」と変わらず「通水させれば土砂で埋まる」の繰り返しなのだ。
 先日に作業したばかりなのに今日も通った。水源地に向かう前に第一排砂バルブを開放しておき取水口からポンプで圧送してみたのだが水量は回復しなかった。経験から一番管、二番管あたりにトラブルがあると思えるが、次の雨まで作業はしない。この結果の安定しない繰り返しは凹む…。
  排砂弁開放    圧送     流量未回復

 自嘲的に詠おう   落ちたドングリ視線で追って
           トボトボ向かう水源地 ハア コリャコリャ
 

今日のトンボ「オニヤンマ残照」

2015-09-28 | 小父のお隣さん
 何時も飛翔姿を追っているトンボなのだが撮影機会は少ない。まず翅を休めてくれないのだ。この日は何時も通り水見回りをしていて撮影出来た。
 猪に蹂躙された棚田の稲で休んでいたのだが仔細に眺めて見れば「うらぶれた姿」そのもので、踏み荒らされた稲田で斜め陽に照らされている傷んだ姿のオニヤンマは「生者必衰」を感じる。すでに飛翔しているトンボの種類は様変わりしてクロスジギンヤンマ等の大型は全く見なくなったし、あれほどファイト、ファイトで日中を過ごしていたシオカラトンボも激減している。ざっと眺めてウスバキトンボとマユタテアカネが主流の様で、短期間の産卵で群れたリスアカネかノシメトンボも消えた。
    
   秋進む里の紅葉に先駆けて赤いベベ着た可愛いトンボ  トロル