トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

つくづく欲しい導水堤

2015-09-30 | 感じるままの回り道
 水源の保守作業で沢に入るとまだ蝉の声がする。盛期のようにアブラゼミやクマゼミはいないけれどツクツクホーシとミンミンゼミは健在である。
 幼少期の記憶に連動しているのだろうミンミンゼミの鳴き声を聞くと「母の実家」を思い出す。今となっては理由など分からないのだが何時も懐かしい気分が生まれる。一方、ツクツクホーシは鳴き方は控えめになってきたように思えるが、今日は至近で鳴き声が聞こえたので探したらクルミの裏側にいた。セミを近くで撮影できるとは、これも秋の深まりのせいか…。ツクツクホーシでは懐かしい思いに浸れないが「つくづく欲しい導水堤」と現生利益に同調してしまう。