トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

頂芽を失う

2015-09-15 | 感じるままの回り道
 先日、食草園に定植したキハダの様子を確認に行った。「アララッ、頂芽が無い…」ひどい悪戯をするものだと憤慨して帰宅した。生育が悪く定植しなかった鉢植えのキハダを見て愕然とした。こちらも頂芽が無いのである。要するに人為的にピンチされたのではなく、すでに自宅の庭で失っていたのだった。
 理由はすぐに思い至った。アゲハの幼虫に食われたのだ。最初の産卵の時、仏心を出して食害されるままにして丸坊主にされている。この時に失っていたのだろう。これでは育ちがおくれるから1m程度に育つまでは食樹としては避けてほしいのだけれど、はかない希望だ。
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