トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

鍬先の修正

2015-09-02 | 今日は真面目に
 畑跡で拾った四本鍬、刃の長さが一様でなく使いにくい。柄は新しいのを据えたが刃先が不揃いでは「不揃いのリンゴ」ほどの価値もない。そこで短くなるのを承知で刃の長さをそろえた。新品を購入しても三千円前後で手に入るが、古くても鍛造打ち出し品は捨てがたい。昨今のホームセンターの農具は溶接とプレスで出来た製品の上、使用感の悪い見かけ倒しばかりなのだ。既に野鍛冶は絶滅したから刃先の鍛接もできない。
 実家は専業農家で多少は農具を使った経験上、身体が使用感を記憶しているので一層、使い勝手が気になる。
   修正前   ➡     修正後

今日のトンボ「えーっと思う場所」

2015-09-02 | 小父のお隣さん
 林道の擁壁に芽生えたホトトギスにヤゴの殻がついていた。「なんでこんな場所に?」と最初に思ってながめてしまった。絞り水で年中濡れている場所で苔も付着している擁壁だが、周囲に水たまりはない。路側と擁壁の角は絞り水がチョロ水程度流れているけれど、大型のヤゴが生息できるとは思えない環境だ。
 一方、小生が当地初記録としたサラサヤンマは絞り水程度の環境で生息可能なのだという。S先生によると「ヤゴの確認が出来れば繁殖地と確認できる」と話していたので念のため採集した。さーて結果はどうなるか。ささやかな楽しみで「ご褒美」となるかどうか…。